風と春
ボクはいつも5時に起きて23時までに寝る健康な一万十五歳の女の子
実は、ボクは元々はただのニンゲンだったんだぁ
ボクがまだ16歳だったころ、のんびりと学校に行っていたんだ
事件が起こったのは体育の授業中、グラウンドの真ん中で砂が舞っているのが見えた
そんな砂嵐ができるのは初めてじゃないし、ボクたちは特に心配をしていなかった
授業が終わる直前、アナウンスが入った
「ただいま、ハリケーン警報が出ております。グラウンドに出ている人は直ぐに周りの人から離れて頭を抱えて伏せて下さい。もし、誰かが巻き込まれたら、気にせずほふく前進で逃げて下さい」
なんて事だ。ボクたちはグラウンドはグラウンドでも奥の奥にいる。
今すぐ逃げるのは無理に近い
とりあえずアナウンスに合わせて地面に伏せた
しばらくすると人々の悲鳴が耳に離れないほど、多くの人が倒れていった
暫く無音になった後、胸の辺りに何かが刺さっている感覚に襲われた
アナウンスがもう一度かかる
「ハリケーンが過ぎ去りました。皆さん、活動を再開してください」
目が覚めると、学校の地下らしき部屋にいた。先生曰く、ここは内鍵がついていて普通は入れない場所のはずで、ボクがここにいることは不思議でたまらなかった
胸の違和感を思い出して、体操服のポケット付近を見ると黄色い薔薇が刺さっていた
部屋には人が入れるかどうかの穴が空いていた
そこから這い出ると、何者かに取り憑かれているかのように体が動き出した
体を失ったボクは何もすることができず、操っているナニカに身を任せるしかなく、気づけばあちこちがひび割れた半分の仮面を拾い、身につけ、グラウンドの生徒に襲いかかり、何人もの生徒を食い散らかした。
そしてかつての先生によって薔薇が引き抜かれ、銃で見事にヘドショを食らってしまった
そして意識を失い、起きると何も無い明るい部屋にいて、扉から天使のようなよく分からない生命体が入ってきて、何やら呪文を言われた
そして転生し、虐待、酒にタバコ、パチンカスの親を持つエルフになってしまった
暫くは耐えていたものの、ボクはついに我慢の限界が来て、素手で父と母を〇した。
止めに来た親戚も、お気に入りのおもちゃもぬいぐるみも壊した
それでも、ボクは実の姉と弟を傷つけることはなかった
いつの日かボクは〇し屋のエルフとして村中の人が知ることとなった
姉と弟が村八分に会うのは御免だったから、ボクは家出をし、誰一人知らず知らずの地で過ごしている。最近は勇者に勧誘されてるけど、ボクは別に今の生活に満足しているから、その仕事には興味がない
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