海神

3 2026/04/13 16:56

小さな妹を抱えて、波を被る。

「ナツ!もう大丈夫だぞ!」 

泣いて怯えるナツを抱っこして泳ぐのは苦しかったが、なんとか浜まで戻った。

「大しけで海に入るやつがあるか!」

じいちゃんに小突かれた。

「ナツを風呂に入れてやらんと、低体温になるぞ」

生まれたばかりの小さい妹が、海で溺れかけた。

「怖がるようになるなら、それでもええ、丘におった方がええこともある」

俺もナツも潮を飲んだが、じいちゃんは怖い顔で俺を叱った後は何も言わず、早く寝ろとも言わなかった。

「お納め申します」

人は海の恵みを受けながらも同時に畏れ、敬う。

「授かり物じゃ、わしらにどうこうできるものではない」

凪はもう寝ただろうか?

孫たちは別の部屋で寝ている、疲れただろうから起きてくることはないだろう。

「ナツが七五三を迎えるまで、海に入れてはいかん」

神棚の方を向いて、酒を供える。

「お守りください」

白くて柔らかい手を握って、声をかける。

「俺が守ってやるからな」

「うぅ‥凪兄‥」

「平気だよ、また明日」

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その他2026/04/13 16:56:31 [通報] [非表示] フォローする
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1: モブ王 @plotzuki15 2026/04/13 17:00:24通報 非表示

総選挙に出したものの続きです


3: モブ王 @plotzuki15 2026/04/13 17:55:28通報 非表示

>>2
少しだけなっちゃんの正体に近づきましたね


6: モブ王 @plotzuki15 2026/04/15 18:25:07通報 非表示

>>5
3話の方でほとんど種明かし?


>>6
もっかいみてくる


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