憲法9条はいい加減改正すべきではないか

10 2020/08/20 16:37

こんにちは。世の中では「改憲派」と「護憲派」が五分五分だといわれています。

僕は「改憲派」の立場から、「何故憲法を改正すべきなのか」を書いていこうと思います。

今回は自民党の「自衛隊を9条に明記する」案についてです。

護憲派の間違い(勘違い)


 画像は憲法改正反対集会のものです。中央は共産党党首の志位和夫さんですかね。

 護憲派からは「憲法改正すると戦争になる!先の大戦の反省を忘れたのか!」という声が上がっています。勿論、戦争はないに越したことはないですし、世界中が平和であることが理想です。

「じゃあ憲法を改正しないほうがいいじゃないか。なんで戦争ができるようにしたがるんだ。」と思った方もいるかもしれません。

 私が護憲派の方と議論をするとき、必ず聞くのが「自民党の憲法改正草案を読んだことがありますか?」という質問です。

今、この記事を読んでいる貴方にも聞きたいのです。「草案を読んだことがあるのか」と。

私が取り上げたいのが、草案で9条に新たに追加されたこの条文です。

2.前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。

憲法9条の大きな変化部分はここだけなのです。

「改正で戦争になる・・・」など言っている人たちは一体何を見てそう思ったのでしょう。

色んな人に唆されて、「9条改正はこんな感じ」と自分で思い込んでるだけではないでしょうか。

「9条を改正する」といっても、緩くしたり、きつくしたりと選択肢は様々でしょう。

憲法改正の議論をするのなら、先ず「何をどう改正することについてか」を明確にしないといけません。

差し迫る特亜の危機


 皆さんは中国の核ミサイルが今どこを向いているか知っていますか?

 実は、中国の核ミサイルは日本の方向を向いています。中国がその気になれば、日本に向かって核兵器を打ち込めるのです。

今、中国の海洋進出が国際社会で問題視されています。北朝鮮は何をしだすかわからないし、韓国も明らかに日本を敵視しています。日本の周りには危ない国だらけなのです。

そんな日本を長らく守ってきたのはアメリカの核の傘と自衛隊です。

「別に自衛隊がいなくても米軍が守ってくれるでしょ」なんて甘い考えは捨てましょう。そもそも条約があるとはいえ、アメリカが日本の国土を守るのは東アジアにおける拠点とするためだったはずです。日本を自国のための「拠点」として考えている国が、優しく一般市民を守ってくれるでしょうか。アメリカは我々のボディガードじゃありません。

やはり、日本を最初に、そして最終的に守るのは自衛隊です。その「国の砦」が憲法に書かれていないのはおかしいのではないでしょうか。

改憲派だって、「専守防衛の原則は守るべきである」と考えています。だけど、一部の護憲派によってその印象が操作されているのではないでしょうか。

徴兵制もそうです。「9条が改正されると戦争に行かなきゃいけなくなる」なんて言いますが、それはどこで得た情報なのでしょうか。事実、安倍総理は「徴兵制はない」と断言しています。

終わりにしたい言葉遊び


「日本を戦争のできる国にしていいのか!」

 その意見が草案を無視しているというのは一章で指摘した通りですが、本当に日本は「戦争の出来ない国」なのでしょうか。

アメリカのgfp(グローバルファイアパワー)が毎年出している「世界の国別軍事力ランキング」では2020年に日本は5位に入りました。

ついでに1位アメリカ2位ロシア3位中国4位インドです。日本の自衛隊はついにイギリスを抜き軍事力トップ5に躍り出たのです。

この状況で「日本は戦争が出来ない国」なんて言ったら海外から鼻で笑われます。自衛隊は海外から見たら明らかに「軍」なのですから。

今、日本は「戦争が出来ない国」ではなく「戦争をしない国」として世界から見られています。だけどもこういうことはテレビでは全く報道されません。

戦後から日本は様々な「言葉遊び」を駆使して反発が出ないように国防を行ってきました。「自衛隊は戦力ではなく実力」だなんて酷いもんです。

その「言葉遊び」は警察予備隊のときから続いてきました。そもそも「警察予備隊」という名前自体が言葉遊びそのものなのですが、戦車のことを「特車」と読んだりしていたそうです。

 もうこんなただの言葉遊びに終止符を打つべきではないでしょうか。「日本語と解釈を捻じ曲げた国防」であなたは良いのですか?

先ずは議論を。そして投票を。


ここまで、改憲派の立場から意見を書いてきました。

最後に私が主張したいのは「先ずは議論をすべき。そして投票で国民の信を問うべき。」ということです。

先日開かれた憲法審査会でも維新を除く野党が出席すらしませんでした。国会議員は国のあり方について議論する立場です。「それなのに議論すらしない」というのは職務放棄といえるのではないでしょうか。まずは改憲派と護憲派の意見をぶつけ合う議論の場をなるべく多くとり、考えを深めることが大事だとおもいます。

そして国民全員でこの問題に向き合い、国民投票を皆でするべきです。

2016年にイギリスで行われた「EUに離脱するか否か」の国民投票で、「どうせ離脱しないだろう」と高をくくって投票に行かなかった人が少なからずいたそうです。

その結果、3%の差で離脱が決まってしまいました。行かなかった人たちの「敗北」です。

このような民意が反映されない状況を防ぐためにも、「皆で考え、皆で決める」ということが必要だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。意見質問等ありましたらコメント欄の方にお願いいたします。

もし気に入っていただけたらいいねもよろしくお願いします!

いいねを贈ろう
いいね
10
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: 憲法9条 改正

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
政治と経済2020/08/20 16:37:17 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



それな


>>1
私もそう思う


3: 美久 @minnasine 2020/08/20 18:23:47 通報 非表示

>>2
なんで自分のコメントに返信してんの?www


>>3
なんでだろw


>>3
私自身に共感してる訳じゃなくて

繋がっただけ

だから本当に言いたかったのは「それな、私もそう思う」って一言


4: 僕虎 @janken 2020/08/20 19:59:52 通報 非表示

なるほど。


6: rororo @Chihiro34 2020/08/20 21:50:40 通報 非表示

自衛権になるから中国が攻撃してきても守っていいんちゃう?詳しくないから詳しい人おったら教えてほしい


>>6
確かに独立国家として自衛権は認められる権利です。

ですが、日本国憲法が発布されたとき、まだ「日本が自衛隊を持って国防をする」という想定はなされていませんでした。

よって日本国憲法は現在の状況に対応されておらず、首相の憲法解釈に任せている形になります。

ですから首相が「中国に攻められても反撃できない」と判断すれば反撃は出来ません。

この状況は不味いと思います。


7: 7コメさん 2020/08/21 09:00:24 通報 非表示

安倍総理の本当の目的は自衛隊を持って海外の紛争地域に人を送れるようにすること。だと思った


8: 7コメさん 2020/08/21 09:00:31 通報 非表示

>>7
けど?


画像・吹き出し
タグ: 憲法9条 改正

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する