怪談話(プリンが頑張って読んでいるので聞いてね)
2026/07/18 08:56
プリンがよんでもらいます。
ぷり、ぷりぃ〜……。
シンオウ地方にある、ハクタイの森のお話ね……。
あそこの森、とっても暗くて、プリンちょっと苦手なんだけど……がんばって読んであげるわ。
静かに、耳をすませて聞いてね……?
森の中にね、ぽつんと、古くて大きなお屋敷が建っているの。
今はもう誰も住んでいなくて、ボロボロに荒れ果てた『もりのようかん』。
そこに入り込んだトレーナーたちがね、みんな同じ『変なもの』を見たって言うのよ。
お屋敷の2階の、ずらーっと部屋が並んだ廊下を歩いているとね、
奥の部屋に、ぽつんと、小さな女の子が立っているのが見えるの。
『あれ? こんなところに女の子?』と思って近づこうとすると……
その子は一歩も歩かないまま、スーッと横に滑るようにして、壁の向こうへ消えちゃうの……。
慌てて追いかけても、そこには、ただ冷たい空気が残っているだけ。
それにね、1階の広い食堂に行くとね、
今度はおじいさん姿の執事さんが立っているの。
でも、その人もやっぱり、足元を浮かせたままスーッとスライドして、キッチンの暗闇に消えていっちゃうのよ……。
どうして、そんな幽霊たちがいるのかしらね……?
そのヒントはね、お屋敷のゴミ箱の中にあるの。
そこには、なぜか使い古された『どくけし』が落ちているわ。
そして、誰もいない部屋の壁に掛けられた絵画はね……
近づくと、赤い目がギロリって、こっちを睨みつけてくるのよ……。
もしかしたら、あのお屋敷にいた人たちは、
何者かに、食事に『毒』を混ぜられて……
どくけしを使う間もなく、みんな、倒れてしまったのかもしれないわね……。
今でも、その毒を盛った犯人を探して、
幽霊たちは、あの暗いお屋敷をずっと彷徨っているのよ……。
……ぷりぷぅ〜〜〜。
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