仮面ライダーガヴ黙示録③ ブーシュの遺産
ある日ランゴは、戦前に名誉の死(毒殺)を遂げたブーシュの遺産を発掘した。
そこには、生前ブーシュが作りたがっていた局地戦用兵器の設計図とイメージが残っていた。
その名も『マスクドアーマー』。仮面ライダーとは違い、その大半が人型から大きくかけ離れたシルエットを持ち、単純なスペックでは仮面ライダーに勝ることも多い一芸に秀でた強力な大型機動兵器だった。
ランゴ「親父のやつ、そんなのを作りたがってたんだな・・・よし、ニエルブに報告しよう。」
ニエルブは、ランゴから渡された設計図を見て、驚愕した。
ニエルブ「マスクドアーマー・・・まさか父さんが戦前に作りたがってたあの・・・!よし、様々な仮面ライダーを開発した僕なら、きっと出来るかもしれない・・・!」
こうして、ニエルブはマスクドアーマーの製作に取り掛かった。
無事に全てのマスクドアーマーが完成した。それぞれ、カイザーブーシュ(唯一の人型)、ブグロ(カニ型)、グラウブロ(キャタピラ駆動ロボット型)、ブラウ・ブロウ(キメラ型、ニュータイプ専用)、ザイラス(怪獣型)、タードル(亀型、ニュータイプ専用)という名前だ。
仮面ライダーと違って人型である必要が無いため、カイザーブーシュのような大火力・ブグロのような高速性能など仮面ライダーでは達成しがたい性能を発揮したが、汎用性・操縦性・運用コストなどで仮面ライダーに一歩劣っており、いずれの機種も少数量産されるに留まった。大きさに関しては仮面ライダーよりも大型なものがほとんどだが、戦闘機と同程度な小型のものや、反対に戦艦すら凌駕する巨大なものもあったという。
ランゴ「親父、あの世から聞いてるか?ニエルブがあんたのやりたかった事を実現したぞ。」
ブーシュ(天の声)「良かった、これで、私の長年の夢が叶った・・・!」
あの世にいるブーシュはあまりの嬉しさに泣いてしまった。
それ程、マスクドアーマーが実現した事を喜んだ事だろう。
〜続く〜

