「貴」第一話 誕生
35XX年。北海道某市。10人兄弟の末っ子として生まれた俺は、貴と名付けられ、人間番号は、0145450721となった。人間番号は今から40年前位に導入された、まぁ2020年代のマイナンバーカードのような制度だ。10桁の数字は014 5450721 のように3桁と7桁で区切られ、3桁の方が国の番号、7桁の方が個人の番号となっている。個人の番号はランダムだが、ここ、日本ではもうすぐ8桁目に入ろうかと言う勢いで人口が増えている。俺が4歳の頃、父と母が日本政府に連行され、帰ってこなくなった。それっきり、長男や次男などが働きに出て生計を立てているらしい。現在俺は8歳。この世界の常識程度のことは大体わかる。もちろん子供の作り方だってね。小学校は無く、中学校から義務教育が始まる。公立の中学校とやらはとっくに滅び、現在は私立中学校ばかりだ。その上高校も受験があるのだから、大変な話だ。塾は至る所にあり、俺も通っている。
「貴!いつまでもネットばかりしないで勉強しなさい!!。4年後には受験でしょ?1日5時間は勉強。いつも言ってるでしょ!。塾代だって安く無いんだから自分で勉強しなさい!!」
「言われなくてもやるよ。だって日本は狭いんだから上位15%を維持してないと切り捨てられちゃうでしょ」
いつもそうだ。長女の舞はいつもうるさい。そういえば苗字という概念は、自然と無くなった。人口が増えすぎたせいなのかもしれない。
こうして、主人公の貴は、この世界に誕生した。
今後この小説は官能小説になります。これは予言です。多分当たります。
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