帝虎学園物語④
「喉乾いただろ?ジュース。」
番長が缶ジュースをお嬢に渡している、自分で自販機に買いに行ったヤツを。
「おいしい!」
「そうかー!うまいか!」
「また頭撫でた!」
「ねえ、みんな?」
「はい!」
「リュウ怖くない?」
「いえいえそんな…」
「無理しなくていいよ?」
お嬢がまっすぐ見つめてくる。
「正直、怖いっす。」
「リュウ~!?」
「わっわりい、目つきわりいんだよな、俺。」
,,番長が凹んでる,,
「リュウ顔怖いけど、ほんとはすっごく優しいから誤解しないであげて?」
「おま、そーゆーことは…」
「あ?」
「すんません。」
,,番長が謝った!,,
「小さい時は絵本読んでくれたし、一緒に寝てくれるし~。」
「おい恥ずいじゃねえか。」
「赤くなっちゃって、かわいいなーリュウちゃん。」
「いきなり抱きつくな!俺は可愛くねえ!」
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