総選挙抗議デモへの回答

2023/03/13 14:02投稿 (2023/03/13 17:58更新)

ハッシュタグやこちらのトピックなどに寄せられた皆様のご意見を拝読しました。

抗議してる皆さんの主張をまとめると、

  1. 総選挙に労力をかけるよりも
  2. バグを直せ 
  3. 著作権問題に対応しろ
  4. 総選挙を頻繁にやりすぎ、飽きた、つまらん

といった内容になるかと思います。一つずつご回答いたします。

最後に、批判とデマの違いについてもお伝えしています。デマを流すと警察に捕まる恐れがあるという重要な内容ですのでぜひご一読願います。

目次

1. 総選挙は短時間でセットアップできます
2. バグは粛々と直しています
3. 著作権問題への対応
4. 総選挙を頻繁にやりすぎ、飽きた、つまらん について
批判と解決策をセットで考える効用
批判とデマの違い (特に重要)

1. 総選挙は短時間でセットアップできます

総選挙のプログラムは汎用的に作られています。

選挙のタイトル、タイプ(ユーザー・トピックどちらへの投票か?)、期間などを設定するだけで新たな総選挙を開始できます。よって、セットアップは20分くらいで完了します。

ですので、総選挙の開催にそこまで労力はかかっていませんので、「総選挙に労力をかけすぎているせいで他のことがおろそかになっている」ということはありません。

2. バグは粛々と直しています

バグについては致命的なものを優先して粛々と直しています。つぶやきが文字コード処理の問題で表示されなかったバグのような致命的なものはすぐに直しております。

バグ報告したのに直されないという場合、そこまで致命的なバグではない場合、優先度の高い作業から先に行うため、直すまでに時間がかかる場合がございます。

また、バグ報告の内容が「なんかミュートがバグってて数があってない」のようなものだと、いつどこでどのような現象が起きるのかがわからず、再現できない場合があります。このような場合バグを修正することは不可能です。いつ、どこで(現象が起きたトピURLやつぶやき番号など)、どんな現象が起きたのかを書いていただけると助かります。

3. 著作権問題への対応

こちらについては以前から考えていて、大手サイトの対応方法について調べていて、正解と思われるやり方はこれなんだろうなというのはわかっています。

例えばpixivでの事例はこちらのページがわかりやすいです。

要約すると、

  • pixivの利用規約 第12条 ユーザーの責任 において、「ユーザーが本サービスを利用してなされた一切の行為及びその結果について一切の責任をユーザーが負う」「著作権違反をした際の責任も全て投稿者自身の責任である」ということが明記されている
  • 著作権違反を訴えるかどうするかは著作者側の判断になるため、悪質性の低い物や影響の小さい物(これも著作権者側の判断ですが)ならば、お目こぼしされているという状況だと考えられる

といった内容です。

ですので、画像投稿サイト側の対応としては「利用規約で投稿者の責任を明記して、著作者から訴えられた場合には必要な対応をする」というのが正解になります。

今まで、投票トークではそのようなことは明記せずにやってきました。明記しないことにより直接著作者様からユーザー様にクレームが行くことがなく、間にサイト運営者が入って代わりに謝ることでユーザー様を守れると思っていたからです。ただ、そのようにしても、投稿者の責任がなくなるわけではないので、やはり大手サイトに習って利用規約を明記したほうが良いのかもしれません。

よって、当サイトも利用規約の作成を検討します。

4. 総選挙を頻繁にやりすぎ、飽きた、つまらん

頻繁にやりすぎるから投票数が下がったんじゃないの?

総投票数を調べてみました。

  • 3991票 とーと民総選挙
  • 3815票 とーとイメージキャラクター総選挙
  • 3512票 クリスマス総選挙
  • 2586票 お正月総選挙
  • 3075票 おいしそうな食事写真総選挙
  • 2780票 バレンタイン総選挙
  • 1608票 イケボ・カワボ総選挙

※ #総投票数1608?? → 総投票数は無効票も含めた数になっています。初回のとーと民総選挙では不正票対策をしていませんでした。アカウント切替機能もなかった時代なので不正投票自体少なかったとは考えられますが、数の単位を揃えるために初回に合わせて無効票も含む数で計算しました。

たしかに下がってますね。正確には初回をピークにその後上がったり下がったりという感じでしょうか。

特に今回のイケボ・カワボ総選挙では総得票数が前回より1000票も少ないですが、音声による選挙なので聞くのに時間がかかるという特性上、投票数が下がるのも致し方ないかとも思われます。投票数が下がった一方、立候補作品数は増えているので評価は難しいところです。

そもそも、総選挙の開催頻度を増やしたのは、ひんぱんに開催されることで総選挙を特別視せずに気楽に参加してもらうためでした。

また、桜総選挙のような季節に関わるものについては、「少し間を空けて3ヶ月後にしよう」ってわけにもいきません。

それに、毎回同じテーマの総選挙を開催しているのであれば、「特別感がなくなる、飽きる」というのもわかりますが、毎回違うテーマであり、そのテーマの総選挙は一年に一度しか行われていないということも考慮していただければと思います。

ですので、開催頻度を下げたら総選挙がもっと特別なものになり投票数が多くなるんじゃないかというご意見もわかるのですが、気楽に参加できる、参加する機会が増える、多種類の総選挙が開催できるといったメリットにも目を向けていただけたらと思います。

桜総選挙は桜の写真には場所を特定できる景色が映り込みやすのでは?

これについては、以前も申し上げましたが、場所 + 本人を特定する情報がない限り、待ち伏せされてつきまとわれる等のリスクは極めて低いと考えられます。

「この桜の写真、上野恩賜公園で撮ったものだな、フォト主ははなこ@hanakoか」ってことがわかり、上野恩賜公園で待ち伏せされたとしても、はなこ@hanakoさんの顔を知らないので誰がはなこ@hanakoさんなのかわからないし、上野恩賜公園にしょっちゅう行くわけでもなければニアミスする可能性も極めて低いでしょう。

よって、投稿する写真には自分の顔を移さないということを徹底すれば問題ないと考えられます。

「飽きた、つまらん」については、興味のあるテーマの時だけ、参加したり見ていただければと思います。

それから新機能も開発中ですので、そちらもお待ちいただければと思います。

批判と解決策をセットで考える効用

以前にも申し上げましたが、基本的にユーザーの皆様が快適にサイトを利用できるように運営をしております。ですので、「なぜ対処されないんだ?なぜ説明されないんだ?」と思われた場合にも、何か理由があってそうしているのだろうと考えていただければと思います。

そんなふうには考えられないという方は、批判とセットで解決策も考えてみてください

例えば、「著作権問題を解決しろ」と批判する際にセットで解決策も考えてみると、

  1. 著作権問題を解決するにはどうすればいいんだろう?
  2. 大手サイトはどうしてるんだろう?
  3. pixivの事例を調べてみる
  4. pixivは利用規約で著作権違反はユーザーの責任と明記してしているんだな
  5. とーとは利用規約で明記しないことでもしかしたらユーザーを守ろうとしているのかもなと推論できる

というふうに多面的に考えられるようになります。

「飽きた、つまらん」っていう批判も解決策とセットで考えると、「飽きた、つまらん、だから、こういう新機能を開発してほしい、こんな企画はどうだい?」ってアイデアが生まれるかもしれません。

これを応用してご自身の人生においても「最近つまんないなぁ」って思った時にセットで解決策を考えると「じゃあ、新しい趣味を始めてみようかな」のような発想につながるかもしれません。

実際はそんなかんたんに解決策は思いつかないかもしれませんが、物事を違う角度から考えることができます。

批判とデマの違い

批判するのはOKですが、デマを流すのはNGです。

@kimuti氏の #悲報:運営様自分にとって都合の悪い意見を削除する という投稿は非常に問題があります。

批判ではなくデマだからです。

事実は「文字コード処理のバグで特定の文字の並びの投稿が表示されなくっていた」です。

それを「運営者が自分に都合の悪い意見を削除した」とデマを流しています。

これは信用毀損罪偽計業務妨害罪に該当する可能性があります。

信用毀損罪も偽計業務妨害罪も刑法にあたるため、違反すると警察に逮捕される恐れがあります。

このデマ投稿を信じた人がいた場合、その時点で信用毀損罪が成立し、サイト運営者を不審に思いサイト利用をやめる人が出た時点で、偽計業務妨害罪が成立すると考えられます。

信用毀損罪は、虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損した場合に成立し、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます(刑法233条前段)。 「虚偽の風説を流布し」とは、客観的真実に反する噂・情報を不特定又は多数の人に伝播させることをいいます。

詳しくはこちらを参照。

業務妨害罪は、虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害した場合に成立し、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます(刑法233条後段)。また、威力を用いて人の業務を妨害した場合にも成立します(234条)。

詳しくはこちらを参照。

デマ(虚偽の風説)を流布することで、サイト運営者の信用を毀損しサイト運営業務を妨害することは信用毀損罪・偽計業務妨害に当てはまります。

「この投稿をした時点で事実がわかっていなかったから仕方ないじゃないか?」と主張するかもしれませんが、事実がわかっていないのに、事実であるかのような投稿をするのは問題です。

ですから、この場合、

#なぜかオレのつぶやきが表示されない
#運営は自分にとって都合の悪い意見を削除してるのかも 

のように、事実としてわかっていること(自分のつぶやきが表示されなかったこと)のみに留めるか、~かものような可能性を示唆する表現に留める必要があります。

その後、@kimuti氏は #運営のこと批判するつぶやき消されるの草 という投稿をしています。

こちらは、不正 ~ 信者 が含まれるコメントは表示されない仕様によるものです。

なぜこのような仕様があるかというと、そのような言葉が含まれるコメントを大量に投稿する荒らしがいたためです。荒らしじゃないコメントまで非表示になるリスクもありますが、そうしないと荒らしを止めることができなかったため、やむを得ず導入しました。また、「不正 ~ 信者」という表現は通常の会話において頻出するものではないとも考えられます。

このような仕様は本来公開すべきではありません。規制をかいくぐられてしまいイタチごっこになってしまうからです。ですが、デマを流されたため、この仕様の説明をせざるを得なくなってしまいました。これもまた業務妨害による被害の一つかもしれません。

これまでも荒らしが出ては消えてを繰り返してきましたが、自然と荒らすのをやめてくれる場合もありましたが、ブロック等の対策をしないと止まらない場合も多々ありました。

それでも、せっかくこのサイトを訪れてくれたユーザーなので、できる限りブロックはせず、まっとうな使い方をしてくれるようになることを願って、徐々にペナルティを強くしていきながら待つこともしています。待つことでまっとうな使い方をしてくれるようになることもあります。という非常に地道で忍耐が必要な作業をしています。

「運営は楽しい事ばかり優先して必要なことをさぼっている」という主張もありましたが、途方も無い数の荒らし対応を続けています。楽しい事ばかりではありません。

@kimuti氏は #悲報:運営様自分にとって都合の悪い意見を削除する の投稿後に事実誤認であったことが分かると

#やっぱバグだったか
よかった言論統制やなくて。
こちらも不確定情報で変に息巻いてしまい申し訳ございません。

と投稿しているので、不確定情報でデマを流してしまった自覚があることが伺えます。自覚がある上で再び同様のデマ #運営のこと批判するつぶやき消されるの草 を投稿していたことになります。

また、業務妨害をする意図がないのであれば、お問い合わせで運営者に連絡すれば済むことです。それをあえてお問い合わせではなく、トピックやつぶやきで投稿していることからも、デマを流布し業務妨害しようとしている意図がうかがえます。

@kimuti氏はこちらのトピックでも、以下のような投稿をしています。

つか運営批判を大々的に始めたの俺やし。
フォロワー数不正を騒ぎ立てたのも俺、キムチ現象について騒ぎ立てたのも俺、総選挙のあり方について騒ぎ立てたのも俺。
発見者ではなく事を大きくしたのが俺やな。今の運営批判ブームも引き金引いたの俺やし。

このように長きに渡ってサイト批判を先導してきたと自ら述べています。

警察がどう判断するかはわかりませんが、以上のことから、信用毀損罪・偽計業務妨害罪と判断される可能性は十分あると考えられます。

ご理解の程よろしくお願いいたします。