炭治郎と煉獄はどっちがかっこいい?


ほかの生き物を殺してでも生き延びようとするのは人間だけで、他の動物たちはみんなが生き残るために協力しはじめる。
ロボット差別
人間たちは何か問題が起こるとすぐに「ロボットなんかやっぱり信用できない」と言い出すのです。
ここに「他者」に対する人間たちのあからさまな差別意識があります。
「おとななんて」「子供は」なんていう世代間差別はもちろん、
「最新のゲームを持ってなきゃ仲間に入れてやらない」なんて差別もあるかもしれません。
そんな身近なところから、いまも地球の上で繰り返されている「民族差別」「宗教差別」による戦争の芽が育って行くのです。
https://tezukaosamu.net/jp/message/discrimination.html
手塚治虫©TEZUKA PRODUCTIONS
恐ろしい鬼を捕まえたぞ! と得意満面で役人たちが連行しているのは、 難破船から海岸に流れ着いたロシア人男性です。
大きな体で筋骨隆々、赤い肌の色をして、 金色の巻き毛。 そんな鬼のイメージはこういう外国人たちだったのかもしれません。
天狗なども赤い顔に高い鼻ですから、やっぱり海外からの漂流者が人里はなれた山の中に逃げ込んだのが、伝説のはじまりだったかもしれません。
そんな、
同じ人間を鬼だ天狗だ化け物だと、差別視していた時代が日本には確かにあります。
それは当時の日本には「海の向こうの世界」についての情報がまったくなかったせいです。いまは違いますね。
世界にはさまざまな人種の人たちがいることぐらい誰だって知っています。
なのに、それでもまだ人種差別意識が消滅したわけでは ないようです。
情報がない時代ならともかく、情報は充分にある現代でのそうした差別は、とても悲しいことだと思いませんか?
https://tezukaosamu.net/jp/message/discrimination.html