思いついた恋愛小説的な？短いけど。

俺はいつも素直になれない。

未だに素直になったことはない。

そんな俺は今日告白された。

『好きです！付き合ってください！』

俺はこう言った。

『ごめん。今は君とは付き合えないかな。あと好きな人がいる。』

彼女はこう言った。

『わかった。』

俺は辛い表情をして残念そうに、

『素直になれないなぁ』と

　　　　　　　　　　　　つぶやく。

俺が言った通り

　　　　　　　俺には好きな人がいる

俺は告白された彼女の言葉を思いながら家に帰る。

俺は思った。

『きっと告白が失敗して辛いだろうな』

『なんで Ok しなかったんだろう？』

俺には好きな人がいる

さっき言った通り

でも俺は素直になれないから

『俺はそっと好きな人の家の玄関に向かった』

『俺の好きな人の家は向かいの家だ』

俺はその家に向かってこう言った

『素直になれなくてごめん。』

俺はいつのまにかその家のインターホン押して家に入っていた。

俺はこうつぶやく

『本当は好きなんだ』

そして俺は思った

『きっと泣いているんだろうな』

『俺のいないところで』

俺が振ったから

素直に答えていたら

きっと俺の好きな彼女と付き合えてたのに

やっぱり素直になれないから

俺が好きな人は

『告白してきた彼女でした』

素直になれないけど今なら

インターホン鳴らしてそのまま家に上がり込む

彼女の部屋に入って泣いている彼女を抱きしめる

『ごめんね。俺素直になれないけど本当は君のこと好きだった。』『もう遅いけど』

こんな俺は『嫌いだ』

素直になれない俺が『憎い』

でも彼女は『素直になってくれてありがとう。』

俺はこう言った

『好きです。俺と付き合ってください』

この時やっと俺は

　　　　　　　　『素直になれた』

意地を張って多分素直になるって決めたんだ。今は彼女のことを全力で愛し続けてる。

『大好きだよ』