#4.口吻,
いつか、君と見上げた星空に、
今日だけ少し、目を背ける.
今すぐ走り出さないと君が
いなくなりそうなくらいの儚さが
この時から、付き纏っていた
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「───えっ、!…?」
。
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、
「意識が戻りましたっ。───」
─────
「おいっっ、」
勢いよく開けた病室のドアが、
反動してまた閉まってゆく.
───なんだ、寝てるじゃんか。
「寝てるね」
頬を撫でると伝わる体温、
ああ、君が生きてる。
安心感からほろっと溢れる涙、
それに覆い被さるように,
隣の影が、僕の影と重なった。
「んんっ、ちょ、?…!」
,
,
,
「、いいじゃん、私で」
。
幼馴染みに奪われた唇、
月灯りが、病室の窓から差し込む、そして
2人を、照らした。
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、
君の匂いとは違う、
どーなつ、ちょこ、
マシュマロの恋しさと、どーなつの甘さが混在して、
深い夜に、堕ちていた.─────
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もうひとつの影が、揺れる音は、
2人の口吻(kiss)、に、
かき消された。
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#1.https://tohyotalk.com/question/136093
#2.https://tohyotalk.com/question/136575
#3.https://tohyotalk.com/question/136857
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15分のテイクオです、、すみません、
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