中1の頃の話2
(※矢印は私のその時の状態を表してます。)
合唱コンクールの日々。先輩達からのアドバイスをもらったり、他のクラスとの歌い合せしたりとどのクラスも金賞目指して頑張ってた。その時に先輩のクラスと私たちのクラスで写真を撮った。写真は大きくA4サイズの紙にコピーして壁に1つの思い出として貼った。みんな嬉しくて写真を見て「〇〇先輩カッコいい!」「待って自分とめっちゃ近くにいるんだけどw嬉しすぎるw」とかアオハるってた。私は自分がどこに居るんだろうと見てみたら自分の顔と先輩の顔が傷ついていた。正直傷ついたけどこんな事で先生に「私の顔が傷ついていたので外してください。」って言うなんて自分を守ってて馬鹿馬鹿しい。その前に影薄いからどうせ自分なんて見えてないからいいやとか思ってそのまま放置した。
数ヶ月後。帰りの会の先生の話で
「皆さん、あの合唱コンクールの時の写真傷ついてるの知ってましたか?」
知ってたけど。(心の中)←ビックリ
「なんで誰も言わねぇんだよ💢ずっと誰かが言うの待ってたんだよこっちは💢」
え?なんで待ってたん?(心の中)←泣きそう
「どうして人の顔を簡単に傷つけられるんだよ💢知ってる奴いただろ💢」
はい。数ヶ月前から知ってましたけど。(心の中)←泣きそう
「絶対知ったましたよね?〇〇さん」
「いいえ…知らなかったです…。」←周りの女子
「〇〇さん。ずっとあの写真見てたのに知らなかったの?」
「分からなかったです。」←周りの女子
みんな泣きながら答えていった。
「これを一緒に撮ってくれた先輩たちに謝れよ💢今すぐ。」
ごめんなさい先輩。(心の中)←泣くの堪える
「先生は帰りの会が終わったら先輩のクラスの先生に謝ってきます。」
「もうこんなことが二度と起こらないように掲示物全てはがします。いいですね?」
と言って次の日。掲示物は全て跡形も無かった。先生がこんなにも本気だとは思わなかった。