結末は同じはずだった 1話
今回の人生もだ
高校の屋上のフェンスに手をかける
勢いよく飛び乗って手をはなす
校庭から誰かの叫び声が聞こえるけど聞き飽きた
そしてそのまま亡くなるはずだった
誰かにうけとめられた
こんなことは初めてだ
私は小林由梨。何度転生しても同じ名前
私は生まれ変わると必ず高校2年生で人生の幕を閉じる
私が最初生きていた時いじめに耐えられず自殺した
正直輪廻転生とか信じてなかった
このまま地獄におちると思ってたのに
次目を覚ますとベッドの上
でも普通のベッドじゃない。ベビーベッドだ
親は優しかった。とっても
でもある日二人ともおそらにいっちゃった
私は二人に会うためにこの世を去った
でもまた産まれてきてしまった
今度は孤児院にいた
また生きるのに飽きた。だから自殺した
でもまたそのつぎもまた生き返ってしまう
2話へ続く
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