オリジナル小説 出来損ない 第二章 出来損ないの巫女
様々な環境下で「出来損ない」と呼ばれてしまう者を集めた会議。最初に話す権利を手に入れたのは,美咲。通称,出来損ないの巫女。美咲は咳払いをすると,「初めまして。美咲です。年齢は14歳。夏春神社の長女なんですが,妖怪とはいえ生物を殺す事が出来ないんです。それに加えて,二つ年下の妹がいるんですが,その子は表情を変える事はおろか喋れないんです。そんな妹に付きっきりだから修行する時間も無くて。両親に冷たくされる様になって,ようやく気付いたんです。私は,美咲という人物はこの家には必要無いんだって」「それは辛い思いをしましたね。では次の方は、、、、、、 第三章へ続く
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