電話記録

昨日俺が作った雑談トピ見てくれれば経緯はわかるかと思います。俺が主、元恋人が元表記です。

元「もしもし?」

主「あー、もしもし、元、だよね……」

元「うん、何か、久し振りだけど久し振りじゃない感じだね」

主「まあ昨日会ったし、何より別れてからの期間より、付き合ってた期間の方が長いからかな」

元「私からしたら小三から小六だから、四年くらいだね」

主「俺が一個下だから小二から小五か……早いな」

元「まあ小二で付き合ってる人は時代が変わっても中々いないよね」

主「そして出会ったのが習い事というね、週一しか会えなかったから長く続いたのかな」

元「再開したのも別だけど習い事っていうね、まあ四年は長い方だよね」

その後少しの沈黙

主「電話越しだけどまた声が聞こえて嬉しいや、引っ越しだって聞いてたけど何時戻って来たの?」

元「夏休み明けくらい、県外に引っ越したからもう会えないかと思ってたけど、運命ってやつなのかな」

主「どうだろ、でも偶然というよりは必然な気がする。勘だけどね」

元「因みに彼氏とかさ、まあ、恋人とか出来た?」

主「それがサッパリ、気になる人すらいないかな」

元「実は私も」

主「あー……やっぱり?」

元「うーんと、その様子だと察してる感じ?」

主「可能性はゼロじゃないかな～、とは思ってたし、四年間も付き合ってたんだよ?ある程度のことはわかる」

元「一人称と人見知りなところは変わったけど、根っからの性格はお変わりがないようで?」

主「ははっ、あの頃の人見知り度合いは最早病気レベルだね、一人称はどっかの機会で話すよ」

元「どっかの機会でってことは、期待してもいい感じ?」

主「成程、こういうところか……」

元「あーね、また無自覚でかぁ、まあそこも変わってないようだけど、元カノでも嫉妬はするよ?」

主「うへぇ、手厳しぃ」

元「こういうところ、嫌い?」

主「いや?でも何だろ、何か、元らしくないね、前はもっとグイグイ来てた気がするけど……」

元「そんなこともあるよ、因みに私もある程度は主のこと理解してる心算だけど、話を逸らす感じからして迷ってる、若しくは断り方を考えてる感じ?」

主「……お手上げです、申し訳ないけど後者なんだ」

元「まあ、冷めてるのも覚悟してたしいいけどさ」

主「いや、その、何だろ……未練がない訳ではないんだよね」

元「となると私結構アピールするよ?」

主「好意を寄せられるのは嫌いじゃないけど、一度踏ん切りはつけたい気持ちでもある」

元「心残りの理由って、教えてくれる?」

主「本当に申し訳ないけど、元と付き合う以上にやりたいことが出来た」

元「そっかぁ……」

主「あぁでも元のことが嫌いになったとか、如何でもよくなったとかそう言うのはなくてさ?ただ中途半端な気持ちで付き合う、復縁するのも何か違う気がするし、未練があると言っても別れたことに変わりはないし……」

元「あれだ!主は甘すぎるんだ!」

主「え?あ、ハイ……はい?」

元「曖昧に濁したら駄目でしょ!獅子の子落としの要領でやってかないと、情けは人の為ならずだよ?」

主「何か意味違うけど……」

元「この際そこは如何でもいいの!まあ深くは聞かないのが私のモットー!やりたいことあるなら気持ちだけでも応援するから!」

主「相変わらず優しいね、俺そういう所が好きなんだよ」

元「はいストップ、また口説いてます～」

主「えぇ?これ口説いてるか……?」

元「言っとくけど主が女子に言って男子に言わないことは大体口説いてると思った方がいいよ」

主「そうなると面識のある女性大体口説いてるんだけど?」

元「うんそうだよ?」

主「え、俺ナンパ師だったわけか?」

元「今更過ぎでは……?」

主「成程、成程?いやまあ兎に角、本当に申し訳ないけど元とは復縁出来ない、未練はあるしこれからも引きずる、本心から、元のことが大好きです」

元「OK、なら全力でそのやりたいことやってね?少しでも弱音吐いたら、主のやりたいことに少しでも関係する人に辞めさせるよう言うから」

主「関係する人結構いるんだよなぁ……まあ一途な俺の本気、見せてやりますよ!」

元「その気持ちが私に向いてくれたらよかったんだけどなぁ……あぁ、そろそろ晩ご飯だから切るけど、何か伝えたいこととかある?」

主「そうだなぁ……このこと心の整理としてとーとで投稿してもいい?」

元「とーと、聞いたことあるような、ないような、まあ別にいいけど、その代わり今から私の言う事絶対呟き?にしてね?」

主「個人情報じゃなければいいけど」

元「えー、私主と恋人繋ぎとかその先も色々してるんで!意味のない暴露だけど!」

主「元さんちょっと待って!?」

元「非リア充の皆々様方!何か御免ね!」

主「あかん待ってこれでコメント荒れたらどうしよう……」

元「一途の本気、楽しみにしてますね～?まあ私ネット関連主以上に疎い自信あるから確認のしようがないけどね?」

主「……やったりますよ!?勿論!?詐欺電話対策に基本録音してますんで一語一句余すことなく打ち込みますよ!?」

元「程々に頑張れ～、まあ私も何があっても主のことは好きだからさ、一途なら遠慮せずアピールしますんで～」

主「え!?アピールするの!?大分迷うからね!?未練あるって言った……切りやがったなぁ!?」

こんな感じで、一応円満に収まりました、次の英会話が楽しみな反面不安です……

因みに今は恋人いないので何かコメントで叩くのはマジで勘弁して下さい……