ELGAMA #33 アリゴ編 #12
ELGAMAが終わった後に連載する作品のアンケートとってます!
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翌朝、小鳥のさえずりでレイスは覚醒した。
二人ともまだ寝ている。
とりあえず寝袋から出ようと、レイスは立ち上がった。
澄んだ青色の空が広がっており、雲は、残念ながらまばらにあった。
見つめているうちに空へ吸い込まれそうだ。
目を閉じ、柔らかく頬を撫でる風に心をよせた。
だが、何者かに肩を叩かれて、レイスは我にかえった。
「ようレイス、何してんだ?」
「朝の風を浴びてたんだよ。ミアはまだ寝てるの?」
「おう、爆睡だ。ああ見えて疲れやすい体質なんじゃないか?」
エリントが言った。
「さて、今日一杯でこことはおさらばだな。」
「えっ?」
なかなかに謎のことを言う。
「だってお前、お前がアケラルフラッシュを打ちさえすりゃ勝負は決まるんだぜ?」
驚いた顔のレイスに、エリントは続けた。
「本当に?」
「う〜ん、さすがにそれだけでは勝てないけど、ま、回復用にエベウプでも持ってたら問題ねえよ。」
本当に、大丈夫だろうか。
レイスには不安が募る一方だ。
「さて、昼くらいにはもう行くか。準備しとけよ。二度寝したらぶっ飛ばすからな。」
「分かった。」
二人は、寝袋の方を振り返った。
ミアが、静かに寝息をたてて寝ていた、いつもなら真っ直ぐな髪の毛を少し乱して。
「最初っから寝てる人はどうするの?」
「うーん、そうだな…」
エリントが顎に手を当てた。
「潮時で起こせばいいだろ。今は寝かしといてやるか。」
次話↓
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短めですいません!あと辛気臭くてすいません!アリゴ編が長すぎますね、、
ネタ切れしてはないですよ?((