はたらく細胞 夢小説
(※はたらく細胞&はたらく細胞Blackの世界観を壊す恐れがあるので注意です‼それでもOKな人はどうぞ‼)
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「白血球さ~ん!!」 「よ、赤血球」 「あのですね‼」ピコピコッ(・・・犬みたいだな笑) 「実は、後輩ちゃんにいろいろ教えたあと、2人でいろんな場所を訪れたんですよ~,,そしたら赤血球の男人に、『素晴らしいですね‼』って褒められちゃったんです テヘヘ」「それは良かったな。もう道に迷わないようにな」「はいっ!ではまた~」
「・・・・ふぎゃ!」
「・・・・?そっちは行き止まりだぞ」 「あはは( ̄▽ ̄;) まだまだこれからですね・・そうですね・・途中まで一緒に行きましょうか‼」 「そうだな」
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トコトコ トコトコッ
「でね、白血球さん!さっきの男の人に誘われたのでこの後カフェに行くんですよ~楽しみです‼」(2人でか?何も起きなければいいのだが・・・・)「あ…ああ。よかったな・・・」「はい!では行ってきます」「道を間違えないようにな」「わかってます‼」(・・・・・赤血球たちが2人で話し合い・・・もしかしたら、一線超えてしまわないか・・・?となぜ俺は赤血球の心配を・・)モヤモヤ
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「すいませーん。遅くなりました~」 彼は眼鏡をかけていて、私と同じアホ毛もついてる。とても背の立ちがすらっとしていてまさにイケメン・・?
「あ、こんにちは。さっきのことなんだけど、元気な君に会って俺も元気をもらったよ。あらためてお礼を言うよ。ありがとう」 「いえいえ~。元気をもらったなんて~・・・元気がなかったんですか?」
「たまたま変な世界に行ってしまい毎日厳しかったよ・・」「わぁ・・(・_・;)大変でしたね。今日はその疲れを飛ばしましょう‼っとその前にお名前は?」
「う~んと…」
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(どうしようか・・・見守る?いやでもそれはストーカーの行動・・・うむ・・・・でもな・・・そして俺は何でこんなことを考えて・・・)
ドンッ‼ 「あ…いやすまん」 「こちらこそさーせん。まだここにきて間もないので」 ぶつかった女は清楚そうで、服がビリビリ、髪はやや長いくらい。同じ白血球だが見たことはない見かけだ。
(新入りか?)「道を案内しようか?」 「ああ。甘えさせてもらう。少しだけな。そうすればあいつも見つかるし・・・」「・・?じゃぁどこから行こうか」
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「・・・・・へぇ、名前はない・・かぁ。ですよね。私もです。皆に赤血球と呼ばれるので、おんなじですね‼」「そうだね。そろそろ別れようか」「そ・・・ですね。名残惜しいけれども大事な人がいるからですよね‼」 「ま…まぁ,,///」ポリポリ 「・・・・」
「あ、送っていきましょうか?」 「じゃぁそうしようかな?」 「はい!」
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「・・・・」「・・・・」(気まずい・・・)「「なぁ」」 「あ、そっちからで」「や、そっちからでいいぞ」「分かりました。あの・・・赤血球がいなくなっていま探しているんですけど...それがあのデートに行くと言ってまして・・・なかなか探してもいなくて探していたところであなたと会って・・・」「ああ、なるほど…一緒に探すとするか」「あ,,,ありがとうございます////こういうのを言うのを慣れてなくて・・・」(好中球みたいなやつだな)「・・・そうか。探しに行こう」
(あ、、あれが赤血球さんの好きな人なんですか⁇)コショコショ (ち,,違いますよ(;´∀`)まだ好きなだけで・・・) (あ‼あれうちの白血球さんですよ‼)(そうなんですね) (こ,,告白の雰囲気にも見えなくもない)(ですよね・・・白血球さんたちが・・俺はどうなることやら)(おおーー‼もしかしたら成功かも‼)(・・・・シュン)
(行ってしまいました‼探しに行きましょう‼)(・・・・)
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「や,,,なぜ遊園地なんだ・・・」「いや,,デートの定番は遊園地の可能性が高いんで来ました」「じゃなくて・・・俺らがデート・・・////」といいかけて彼女も「ばっ‼決してそういう関係ではないんだぞ・・・//////」
(あ…恥ずかしがってます。いい関係ですねぇ)(・・・・・・)(赤血球さん?・・・・・そこのカフェで1回休みましょうか)
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「・・・・」「どうしたんですか?ほんと、相談なら乗りますよ‼」とエッヘンと胸を張る。おかげでゲホゲホ咳が止まらない。 しばらくすると彼がしゃべる。
「あの時、赤血球さんも見ましたよね?告白のシーンを。俺は彼女が多分好きなんですよ。奪われた気持ちが悔しいっていうかなんて言うか・・・・わかります!?あなたも相手の白血球さんが好きなんじゃないですか⁉」 彼の言葉がグサッと刺さる。けど、けど‼
「た…確かにね。だけど、私には幸せにできないし、2人ならそれが幸せなら私はそれを望むよ」と、泣き顔で彼女が言うので俺もつられて泣いてしまった。
「さ‼元気も出たし探しますか~」「そうですね。ほんとに君には借りっぱなしだ。いろいろと」「・・・⁇」
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「見つからない・・・」「う・・・うん?あそこにいるのはあの赤血球じゃないか?」チョンチョン として俺はあの2人を指さす。「んあ!探していたの・・・・私の好…////ゴホンゴホン・・・デート中だ」ガクリ 「元気出せ。俺もあっちの方の赤血球を探していた。なんかよさそうだな・・・・」といって彼は疲れたのか知らないがしゃがんでしまった。
・・・・・どこからか涙が出てくるので私も涙を隠したいためしゃがんだ。「うぅ…うぅ…う…グスングスン」
ふと横を見てみると泣いている白血球さんを慰めている(?)白血球さんがいた、ので私たちはそっとここを去った。
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隠していたけど、ほんとは心が痛いよ。取られちゃうなんて。奪われちゃうなんて。
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ああ苦しい。大切な人を奪われてしまった。相手は幸せにできるだろうか?と思うだけ不安と涙があふれてくる。慰めてくれる人もいないから。私は孤独だ。
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大丈夫かな?白血球さん。なんか泣いていたけれど。でも大丈夫だ、隣に白血球さんがいたんだから。痛い。この苦しみが。
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赤血球たち2人でカフェにいたんだ。俺の片思いだったことが悔しくて痛い。相手は幸せだろうか?どうだろうか?この感情は痛すぎる・・・
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「おい。大丈夫か?」 「・・・うん少し」
(絶対相手も苦しいのに)
「だいじょぶ?」 「ああ…まぁ・・」
「そこのベンチによる?」 「ああ」
(相手も気を使ってくれているんだと思う)
「ねぇ。あそこの椅子に座らないか?」 「OK」
「・・・」「・・・」
「・・・」「・・・」
たまたま前を見てみると好きだった人がいた。あちらも黙っていて何も会話は進まなそうな雰囲気だ。
「行けばいいだろ」 「え?」
「行ってみてよ。」 「⁇」
「「さよならに。」」
トコトコと2人は進んでいく。赤血球くんは何を話しているのだろう。 白血球さんは何を話しているのだろう。と思い俺も赤血球の方へ行った。
と思い私も白血球さんのところに行った。
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「白血球さん。相手の白血球さんと幸せになってほしいと願っています」 俺は泣きながら別れを告げた。
「赤血球。相手の赤血球と仲良くするんだぞ」 私は瞳をうるわせ、別れを言った。
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「ごめんなさい白血球さん。私白血球さんの気持ちも知らずあなたが好きでした。ごめんなさい・・・グスン」 あぁ、悲しすぎる。
「俺もお前が好きだった。が叶わぬ恋だったな・・・」 この世の起きることより何十倍もつらい。
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シーン
皆「・・・・・・え?どういうこと?」
「なるほど・・食い違ってたのか」 「そういうこと・・・か」 「じゃぁデートじゃないんですね。落ち込んだ意味がないですね(笑)」 「え、じゃぁ俺の告白は・・・////」
皆「・・・・あ…//////」 「ぎゃぁぁ////聞かなかったことにしてくれ赤血球~‼」
「ふふっ。白血球さん。ほんとのことですよ////」 「ああ。//////」
「き、、聞かなかったことにしてくださいこっちも////恥ずかしいんで///」
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ドキドキドキドキ
「んで結局ダブルデートということで・・・す///」ドクドク「まぁこれも悪くないだろうな、赤血球///」ドクンドクン
(恥ずかしい・・・白血球さんと手つなぎ・・)ドキドキ 「・・・///」バクバク
「‼観覧車があります~皆さん行きましょう‼」 「そうだな。赤血球」 「え‼あ、はい//」 「俺も行こうか」 「あったりまえですよ!白血球さん‼」
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ドキドキしながら歩く4人をやさしく見守るように月の光が皆を優しくなでた。