【クレしん映画評論 第1弾！】「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ！B級グルメサバイバル」の感想

「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ！B級グルメサバイバル」について語っていこうと思う。

一般的な評価・ファンの評価

一般的な評価は普通で、3.3〜3.4点くらいのサイトが多いが、クレしん映画の中ではやや低めの部類で、ハイグレ魔王やブリブリ王国や温泉わくわくなどの、初期作の中では評価が低い作品と同じくらいの評価である。

なんJ民からの評判は、格付けではやや低い部類に位置していることが多いものの、コメントでは、絶賛や酷評をされていることはあまりなく、そこそこの評価を受けているので、なんJ民からの評判は普通である。

Yahoo!知恵袋では、割と上位に位置していることもあるが、ワースト3に入っていることも時々あるので、Yahoo!知恵袋での評判はクレしん映画の中では少し低い。

よって、ファンからの評判は普通である。

あらすじ

これは、ある春の日、春日部で起こった奇跡と友情と空腹の物語である―。

春日部で行われているB級グルメカーニバルに連れて行ってもらえなかったしんのすけは、カスカベ防衛隊のメンバーと親達に内緒で行こうと画策する。そしてその道中、謎の女性・「しょうがの紅子」からとあるソースをカーニバルに届けることを頼まれ、すんなりと引き受けることに。

だがそのソースは、B級グルメ撲滅を目論むA級グルメ機構の魔の手からB級グルメを救える唯一の存在・伝説のソースだった。そんな中、しんのすけ達はふとした手違いから見知らぬ土地へと迷い込んでしまう。果たして、伝説のソースを巡るA級グルメ機構との戦いに巻き込まれたしんのすけ達は、伝説のソースを無事カーニバルに届け、ソースの健の作る焼きそばを食べることができるのか?

感想

ストーリーがかなり子供向けに感じる。しかしそれが良い。シンプル分かりやすいストーリーであるからだ。だから、素直に楽しむことができる作品だと思う。この作品は一般的にギャグ作品だと捉えられているが、個人的には感動作品に感じた。確かに、ギャグが致命的だという訳ではないとは思う。この作品よりギャグが少ないクレしん映画はいくつもあるからだ。しかし、そこまで笑った記憶はなかった(1ヶ所爆笑した記憶はある)。また、この作品はクレしん映画の中でも比較的感動できる作品だと感じた。最後のシーンで感動する。皆さんも観たら感動するだろう。また、今回は、「オトナ帝国の逆襲」や「栄光のヤキニクロード」などの映画のときのみ、腹立つほど最低になるマサオくんに感動できる作品でもあった。なぜなら、マサオくんが他の4人のことを思って行動したからである。また、演出に関しても良い出来だと感じた。あそこまで食べたくなるような焼きそばを作画することはすごい。太陽のシーンなどの演出も良かった。劇中の焼きそばの歌も良かった。カスカベ防衛隊をメインにしたことが、個人的な不満点である。なぜなら、野原一家の出番が少なくなるからだ。私は、映画では野原一家を主役にしてほしいと思っている。その方が笑えて素直に楽しめる経験を何度もしたからである。だから、この作品もほぼ完全に楽しめたかというと、そうではなかったと感じた。

総評

「映画クレヨンしんちゃんバカうまっ！B級グルメサバイバル」

の個人的な評価は、「3.3点/5点」である。

やはり、カスカベ防衛隊をメインにして、野原一家をメインにしなかったのが個人的に良くなかった。しかし、カスカベ防衛隊がメインの作品の割には正直かなり楽しめたと思う。だから、カスカベ防衛隊がメインの作品が好きな人にはかなりオススメできる作品である。