【君がいたから】☆最終回☆ 第10話「めいの本当の姿」

4 2022/05/06 19:04

私はずっとめいの事を考えながら歩いていた。

そしたらあっという間に家に着いていた。

あすか「かなと。ただいま。」

私はなんだかテンションが低かった。

かなと「うん!おかえり~!」

あすか「あの…私、疲れちゃったみたいだから、もう寝るね。」

かなと「いいよ!じゃあ僕も寝る。それじゃあ2階にある僕の寝室で寝てきていいよ。僕はここのソファで寝るから。」

あすか「え?そんなのだいじょう……うん。ありがとう。」

はぁ~。本当に疲れた。もう早く寝よう。

あすか「おやすみ。」

かなと「うん!おやすみなさい!」

私はすごく疲れていたのか、ベットに入ってすぐに眠りについてしまった。

ー翌日ー

うぅ…。眩しい…。

私は太陽の光と共に目が覚めた。

枕元に置いたスマホで時間を確認した。

あすか「えっ…と。今は…え!?もう9:23だ!」

昨日とても疲れていたせいか、私は朝遅くまで寝てしまった。

さすがにもうかなとも起きているだろう。

私は1階へ下りた。

あすか「かなと!おはよう!ごめんね。寝坊しちゃった!」

かなと「全然いいよ。もう朝食も作ってあるし!」

あすか「本当だ!美味しそう!」

今日の朝食は、かなとの手作りの、「オムレツ・サラダ・スープ」だった。

あすか「食べても良い?」

かなと「もちろん!」

あすか「やったぁ!いただきます!」

かなと「じゃあ僕も。いただきま~す!」

う~ん!すごく美味しい!

かなと「どうかな?」

あすか「うん!最高!」

かなと「それは良かった!」

かなとって、料理が得意なのかな?

私達は最高の朝食を終え、それから3時間くらい、一緒にお話ししたり、テレビを観たり、ゲームをしたりした。すごく楽しかった。

でも私は、そろそろお腹が減ってきてしまった。

あすか「私…お腹が減っちゃった。すぐそこのスーパーに、私とかなとの分の昼食を買ってくる!かなとは何が食べたい?」

かなと「う~ん。それじゃあ僕は…お寿司が食べたい!」

あすか「お寿司ね!オッケー!それじゃあ私は、サンドイッチを買ってくる!行ってきます!」

かなと「うん!ありがと~!いってらっしゃ~い!」

ースーパーの中ー

あすか「それじゃあお寿司は…これにしよう!サンドイッチは…これが美味しそう!よし!決まったぁ!」

何を買うかが決まったので、私はお金が足りるか確認しようと、財布の中を覗いた。

あすか「足りるかな?うん?あれ?お金が足りない!何で!?」

昨日、財布の中には確かに4200円入っていた。なのに、今は260円しかなかった。

何でだろう…。昨日コンビニから帰る途中で、お金を落としたのかな?

結局、私は昼食は買わずに、一回家へ帰った。

あすか「ただい……ま?」

部屋の奥から、怒鳴り声が聞こえる。

この声はかなとと…ん?めいの声に似てるような…。

私は声がする方の部屋のドアのドアノブに手を置いた。

そして、ゆっくりとドアを開けた。すると…。

これはかなとと…誰だ?この男。

うん?何となく顔立ちがめいに似ているような…。

!!床にはウィッグと服が落ちていた。

あ!この服、めいが着ていた気がする!これ…めい!?

???「聞いて!かなとは、夜中にこっそりあすかの財布からお金を盗んだんだ!だから今お金がなかっただろう?」

あすか「え?そうなの!?ていうかあなた…誰?」

???「僕は…はると。本当はめいじゃないんだ。僕は見た目は男だけど、心は女だから、それで常に女装を持ち歩いてて…。変な話かもしれないけど…。本当なんだ。」

あすか「へ、へぇ。」

私は強い衝撃を受けた。そして、体中に電気が走るような感覚がした。

はると「あ、あのね!あすかが心配だから、GPSであとをつけてきてたんだ。本当は偶然なんかじゃない。それで夜寝てる時にあすかに何かしないか見てたら、お金を盗んでたから、あすかが買い物に行ってるすきに、かなとに言おうと思ったんだ。」

あすか「ねぇ。かなと…?何してんの。」

かなと「み、認める!だから今回は許してくれ!ごめんね、あすか!それじゃあ!」

こうしてかなとはどこかへ去っていった。

それにしても、はると…。かなとに比べてすごくイケメンだなぁ。好き…かも。

今……言っちゃう?

あすか「あ…あの!はると!迷惑かもしれないけど、私…はるとが好き!」

あ…やばい。勢いで言っちゃった。でも…今伝えなきゃだしね。

かなと「あの…実は僕も…。遊園地に行った時、あすかに一目ぼれしたんだ。それで、女装になれば、あすかと関われるかなって。それであすかが倒れたから、僕が助たら…一緒に話せるかなって。」

あすか「え…。そうだったの?私、ずっとはるとの事綺麗だなって思ってた。でも今は違う。イケメン…だね。」

私は胸のドキドキが止まらなかった。

はると「それでさ、あすかが他の男と泊りになんて行くから…嫉妬しちゃって、テンションが低かったんだ。あと、それで本性が出ちゃって…それで”僕„って言っちゃったんだ。本当に嘘ついててごめんね。」

そういうと、はるとは突然私に抱きついた。

そして、耳元でこうつぶやいた。

はると「あすか………本当に大好きだよ。これからもずっと。」

おしまい

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今まで【君がいたから】の小説シリーズを読んでくださったみなさん!

今まで本当にありがとうございました!

これで、この小説は終了とさせていただきます。

ですが、これからも新小説をどんどん投稿していくと思うので、よろしくお願いします。

じゃあ、バイバ~イ!

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その他2022/05/06 19:04:25 [通報] [非表示] フォローする
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そう言うことだったのか…


2: ゆっちー @yui0807 2022/05/07 18:10:50 通報 非表示

>>1
うん…。


またもや急展開、、

でも面白かった!

ここまでつくったゆっちーお疲れさま!

次回作に期待w


4: ゆっちー @yui0807 2022/05/07 20:33:45 通報 非表示

>>3
おんw

もう全部考えた

今日作るかも


>>4
え、すごはや


6: ゆっちー @yui0807 2022/05/07 21:00:14 通報 非表示

>>5
ありゃと


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