【プロセカ小説】#1 少し不思議なニーゴの日常

4 2022/07/18 19:05

pixivに投稿したものです。キャラ崩壊微注意?

ーファミレスー

瑞希「みんなお疲れー!かんぱ〜い♪」

絵名「お疲れー。今回のイラストは結構力入れたから、達成感あるな〜」

瑞希「あ、それ伝わってきたよ!編集作業も楽しかったな!」

絵名「ありがと。二人もお疲れ」

奏「ありがとう、絵名。...いててて...」

瑞希「ん?どうかした?」

まふゆ「足を押さえてるみたい。痛いの?」

奏「うん...ほら、この前、絵名と一緒に運動した話したでしょ?あの時の筋肉痛が、まだ...」

絵名「え、まだ痛いの!?もう結構前じゃない...?」

奏「あ、うん...それもあるんだけど、あのあと一応、継続して運動は続けてるから、そのせいかも」

瑞希「お、偉ーい!続いてるんだね!で、具体的には何してるの?」

奏「少し、説明するのは難しいんだけど...。そうだ、明日セカイに持っていくよ」

絵名「持っていく?何か道具を使うってこと?」

奏「ふふ、まあ楽しみにしてて」

絵名「奏のそんな顔みるの珍しいかも...なんだろう?」

瑞希「じゃあ、明日セカイに集合しようか!まふゆも、ちゃーんと来てよね?」

まふゆ「都合が合えば」

瑞希「まあ、無理はしちゃダメだけどねー...あ、フライドポテト来た!はーい、ボクでーす♪」

ー翌日 誰もいないセカイー

絵名「...」

瑞希「おまたせー!ん?絵名どうしたの?上みあげて、シーンとしちゃっ...えっ?」

絵名・瑞希「なにこれ!?!?」

奏「あ、いらっしゃい。ふふ、びっくりした?」

瑞希「そりゃあするよ!...だってこれ...」

絵名「どう考えても、巨大なカップラーメン...のプラモデル...?だよね...?」

奏「うん。パーツも結構重たいし、運ぶのも大変だし。良い運動になるんだ。しかも、完成したら、おおきなカップラーメンになるんだよ?」

絵名「まあ、なるだろうけど。完成させたとして、どうするの?」

奏「...部屋に飾りたい」

瑞希「...奏って、カップラーメンコレクターとかじゃなかったよね?」

奏「カップラーメンアクリルキーホルダーと、缶バッジの隣に」

瑞希「違ったよね!?」

絵名「それにしてもでっかぁ...。みあげるほどのサイズなのに、家に入るの?」

奏「それが最大の難点」

絵名・瑞希「え?」

奏「最初は部屋に入らなくなったら、セカイで作ろうって思ってたんだ。ほら、天井ないから。広々空間。でも、よく考えたら飾るの部屋だから、部屋に入らないと意味ないなーって思って。どうしよう」

瑞希「どうしようったって...」

絵名「どうしようもないよね...」

まふゆ「みんな...」

瑞希「あ、まふゆ。やっほー」

まふゆ「...」

まふゆ「...奏」

奏「うん?」

まふゆ「これを作って...誰かを救えるの?」

絵名「あれ、まふゆ...ちょっと動揺してない?」

奏「救われる。私が」

瑞希「即答」

奏「満たされる。私が」

瑞希「連答」

まふゆ「...しょうがない。奏、手伝うよ」

奏「ほんとっ?」

瑞希「え、マジで!?まふゆ、どうして?」

まふゆ「奏が曲作りよりもこれを優先したいのなら、曲を作ってもらうためにも、これを早く終わらせないといけない。だったら、手伝うのが一番効率がいい」

瑞希「やめてもらうのが、一番効率いいと思うけど...」

絵名「...まあ、奏が決めたことだし?私も本気出しちゃおっかな〜♪」

瑞希「え、ちょっ、絵名まで!?」

ミク「...みずき」

瑞希「あ、ミク」

ミク「これって...」

奏「まふゆ、チャーシュー持ってきてもらっても良いかな?」

まふゆ「...うん」

奏「絵名は...かまぼこをお願い」

絵名「りょーかい。今行くね」

ミク「ラーメンを作ってるの?」

瑞希「会話だけ聞いたら完全にそうだよねー...間違ってはないけど、本物じゃないし、なによりでかい」

ミク「そうだね...でも、あんなに楽しそうな奏、初めてみた。いつも、曲やまふゆのことばかりで、必死そうだったから」

瑞希「まあねー、誰しも、好きなものの一つや二つくらい、あるってことかな。...奏の場合、少し、珍しいような気がしなくもなくもないけどね」

ミク「しなくも...なくも...なくも...。えっと...」

瑞希「あ...ごめんごめんミク!珍しいような気がしなくもなくも、なくもなくも、なくも...。あれ、ボク何回言った?うん、カップラーメンプラモデルの影響で、完全に頭混乱してる」

ー後日ー

リン「...なに、これ?」

ミク「奏が、楽しそうに作ってたんだ。でも、家に飾れないから、ここに置いておきたいって」

ルカ「あら...可愛いわねぇ...」

リン「どこが...奏に、撤去してもらうように、頼もう」

誰もいないセカイ

確かにミクたち以外誰もいないかもしれないが、

誰もいないとは言わせないほどの威圧感が、そこにはあった。

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タグ: プロセカ小説 # 不思議 ニーゴ

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アニメとゲーム2022/07/18 19:05:04 [通報] [非表示] フォローする
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