小説 葵い月

1 2022/07/21 12:01

私の名前は尾崎菜々(おざきなな)

寿命が決まっている中学2年生だ

私の寿命は最高でも8ヶ月と告げられている

そして今は3月 そして私の夢が叶うのは12月だ

菜々「どうして神様は夢を叶えさせてくれないのかなぁ」

私は生まれたときから体が弱く小学校にもろくにいってなかった

だから友達などはこれっぽちもいないし話し相手もいない

たまに学校に行ったらちょびっと噂になって話しかけてもらえるけど

人付き合いが下手な私のことだすぐ逃げてしまう

母「菜々〜お友達が来たわよ」

私は軽く息を呑んだ

菜々「は?」

私は小さくそう呟いた

菜々「はいどちら様、、」

玄関前でニコニコたっている男の子は

菜々「イケメンだ、、、」

すぐ顔が真っ赤になる、

いけない いけない冷静にしないと

菜々「どちら様、、で?」

?「俺の名前は光月海だよ」

菜々「はぁ、、?」

自分で聞いたことなのになぜか疑問に思ってしまう

海「来てよ」

菜々「は?」

私は軽く引っ張られてどこかに連れて行かれた

菜々「ここは、、、」

凄くきれいな風景だ優しい風が吹いている、ココだけもう春って感じだ

海「俺は心きれいな魂を、、」

一人でブツブツいっているがそれはすべて風の音でかき消された

4月、、、、

私は一本道をスタスタあるいている

母に始業式くらいは行ったほうがいいんじゃないと言われたからだ

本当はスタスタの前にフラフラがつきそうなんだけどね

?「尾崎さんだっけ?」

菜々「は、はい」

?「私源結衣(みなもと ゆい)一緒に学校行かない?」

菜々「は、はい!」

結衣「よかった!」

源さんは私に顔を向けてニコッと笑った

さっき言ったように私は人付き合いが下手だしばらく無言が続いた

けど源さんはずっと明るく優しいオーラを出していた

私はなんだか楽しくなった

結衣「そういえばね、今日転校生が来るらしいよ〜」

私は2年生のときのクラスメートも覚えていないから

覚えれないだろう

けれど転校生のその子は私の目にしっかりと焼き付くことになるのである

<続>

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その他2022/07/21 12:01:20 [通報] [非表示] フォローする
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すごくいい話ですね!続きも楽しみにしてます!


2: ゆーひ* @rirurero 2022/07/24 16:13:37 通報 非表示

>>1
蜜璃ちゃんありがと!


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