❰小説❱ 消えた家族と一滴の血 2

2022/08/01 22:41

第二章 ❰敵❱

5/14 四時 明け方...

疲れた...

「行き先って..決まってる..んですか..」

「いや、さっきも言ったが行き先は分からない」

「ただ、172kjに行こうと思っている」

「あの、172kjって何ですか?」

(説明 この世界では1~300kjという場所が国の様に区切られている そして1kj内には1~30Rg(日本でいう市)が存在する)

「と言うことだ だから俺らは1~300kjの一つ、172kjへ向かう」

「Rgは14Rgだ」

簡単なのか難しいのか...

まあ単純ではあるから覚えられはするかな

....

「なぁ」

「ヒャイッ!! なっなんでしょう..」

「... お前家族は?名前とか覚えてるか?」

「.............」

お、思い出せない...

「あーうん 思い出せないなら大丈夫だよ」

( ゚д゚)ハッ!

「ね、年齢なら!!」

「何歳?」

「14です!!」

「え、まだそんぐらいなのか もうちょい上だと思ってたけど」

「他は?何か思い出せた事ある?」

「...無いです、すみません」

「分かった この機会だし、俺も自己紹介てきなもんをするか」

「俺は咲木楽 試練(さきら しれん) 年齢は17だ」

「これからよろしくな」

「はい よろしくお願いします」

「おう あっ、もう明るくなってき...」

「......」

「どうしたんですか?」

「これ持て」

「?......」

「拳銃!?!?!?」

「俺が合図したら前に走りだせ 分かったか」

「えっ??情報量が多すぎてわから」

「いいから 俺の言う通りにしろ」

「もう一度言う 俺が合図したら走れ わかったな?」

「はい...」

「.....」

「.......」

「今だ!!!!」

ダッ

ドンドンドンッッッ

銃声!?

いったい何が起きてんのよ!?!!

「右に一人いるぞ!!!」

「えっ」

ドンッ

「大丈夫か!!」

ドンドンッッ

「ちっ!!!」

「...ほう」

「...」

「私の銃弾をよけるとは」

「誰よ...こいつ...」

「かなりの」

ジャキン

「強者のようだな」

「...マシンガン!?!?!?!?!?!?」

第二章 終

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タグ: ❰小説❱ 家族 一滴

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