iris短編小説 「誰か、」
俺は「いれいす」という歌い手グループで活動をしているIf。
俺は最近悩み事がある。
「歌下手すぎだろww歌い手やめろww」
「こいつが居なければ最高のグループなのになぁ」
「英語できるからって調子乗んなよ」
それは、アンチが多いこと。
他のメンバーと比べて圧倒的にアンチが多い。
それでも、
「今日もいふくんの声に癒されてます!」
「アンチに負けずに頑張ってください!!!」
「ぽえぽえかわいい〜(*´Д`*)」
リスナーもいる。だからアンチに負けずに頑張れる。
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If「はぁ、、、、、疲れたぁ」
If「最近残業多すぎやろ、、、」
そう、俺は会社で働きながら仕事をしている、社会人歌い手だ。
今日も残業帰り。
If「エゴサでもするかぁ」
「なんなんこいつww歌上手くもないのにww」
「声キモwwグループ抜けろ」
「お前のせいでグループの魅力が下がる。」
If「ッ」
プツッ
すぐにスマホの電源を切る。
If「なんか、、ストレス発散できる方法ないんかな、、、」
If「リスカ?、」
If「カッターあるし、、やってみよ、、」
スーッ
If「痛っ、でも、、、 血、、綺麗、、、、」
しばらくリスカを続けた。
If「あ、、、やりすぎたかも、 明日も仕事だしそろそろやめよ、、、」
適当に包帯をまいてカッターについた血をふいた。
If「フー、、もう寝よ、、、、、」
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チュンチュン、チュンチュン、
If「ん、、、朝か、、、」
If「今何時、?」
チラッ
If「、、、、、、、、」
If「7時52分!?」
確か今日8時までに出社だよな?
If「やばいやばいやばい」
If「早よ行かな!!」
ドタドタドタドタ
If「行ってきまぁぁす!!!」
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If「はぁぁぁ、、、」
間に合ったぁ、
If「おはようございます、、、」
~仕事中~
お昼だ、、
ツイートしとこ
ばぶのいふまろ@あにきっず「おっひるっおっひるっおっひるっおっひるっ」
いれいすとして活動するときには悩んでいる素振りなんて見せない。
リスナーにも。
それは、
メンバーにも。
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If「疲れたぁぁぁぁぁ」
If「明日も仕事か、、、」
リスカしよ、
スーッ
If「やっぱ綺麗やな、、」
ザクッ
If「いっ!深く切っちゃった、、、」
If「終わろ、」
、
、
、
、
、
、
、
もう、疲れた、、、
If「死にたい、」
会社の屋上なら死ねる?、
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If「ここが、、、屋上、、、」
初めてきたけど結構高いな。
柵の外に立つ。
ないこ(この6人で、武道館目指そう!)
りうら(まろ〜!どうやったらそんなうまく歌えるの〜!?)
初兎(まろちゃん!お酒飲みすぎたらあかんよ!)
-hotoke-(いふくんなんて嫌いだし!、、、ほんとは好き)
悠佑(まろがいたからこの最高の仲間に出会えた。ありがとな。)
If「やっぱ、最後に思い出すのはあいつらかぁw」
If「とぶ前にLINE送っとこっかな、」
< いれいす(6) 🔍 📞 三
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-今日-
りうらへ >
お前は最年少なのにすごい歌上手いしイケボで、
尊敬してましたw
こんな俺に優しくしてくれてありがと、
これからもいれいすのイケボ担当頑張ってな!
ほとけへ
今まで嫌いとかビジネス不仲とか言ってたけど正直 >
ほとけは可愛い弟みたいな存在やったよ。
皆がピリピリしてる時も空気を和ませてくれて
ムードメーカーとして最高やった。
あんま皆に迷惑かけすぎんなよ!w
しょにだへ
しょにだはトークのセンスとかラップのセンスとか >
色々すごかったw
しょまろの配信とかで俺のトークとか
カバーしてくれてありがとな!
いれいすのお笑い担当(笑)として頑張れ!
p.s らびざえもん美味しかった!w
ないこへ
俺のことをこの最高の仲間に出会わせてくれて >
ありがとうございまぁぁぁす!w
こんな俺をグループに誘ってくれて嬉しかった。
ないこは俺の人生の恩人や!w
あいつらうるさいけどこれからもまとめ役頑張ってな!
あにきへ
あにき!あにきは歌もうまくて優しくて家事できて、>
良いところを挙げたらキリがありません!w
みんなからずっと頼られてて、俺とは大違いやな、w
これからも皆のあにきとしてよろしく!
急にごめんな、 >
今までありがとう
If「最後にあいつらに会いたかったなぁ、w」
ガクガク(いふの足が震える)
If「何ビビってんだ?俺w」
If「あんなに辛かったのにッ」
グスッ
If「最後に、、、あの思い出の歌を、、、」
If「何十年未来だって 君で満たされたいんだ 何百回でも言うよ 君に恋してる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
If「何十年先の未来で 君と二人笑い合って ねぇその度に思うよ 君に恋してる」
If「みんな、、、ごめんなグスッ」
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ピコン
りうら「ん?」
りうら「何これ?」
りうら「ねぇー!ほとけっちー!しょにだー!まろから変なLINE届いたー!」
-hotoke-「見せてー」
初兎「どしたん?」
りうら「おかしくない?なんか。ごめんとか今までありがとうとか」
初兎「確かにいつものまろちゃんと違う、?」
-hotoke-「、、、、」
ダッ(ほとけが走る)
りうら「えっ、ほとけっち!?」
初兎「いむくん、どこ行くん!?待ってや!」
ダッ(初兎とりうらが走る)
-hotoke-「いふくん、、、!」
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ピコン
ないこ「ん?まろから?」
ないこ「何これ?」
< いれいす(6) 🔍 📞 三
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<急にごめんな、
今までありがとう
どしたのー?>
なんかあった?
ないこ「既読、、、つかない、、、」
ないこ「なんか、嫌な予感がする、、、」
ないこ「まろって今日仕事だよな?まろの会社行ってみよッ」
ダッ(ないこが走る)
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ピコン
悠佑「、、、、」
前から違和感を感じていた。
何か抱えてるんじゃないかって。
だから少し前に、まろのエゴサをしてみた。
いれいす If 🔍
「歌下手すぎだろww歌い手やめろww」
「こいつが居なければ最高のグループなのになぁ」
「英語できるからって調子乗んなよ」
何、、これ、、?
6年間活動してきてここまで酷いアンチは見たことがない。
だから、その時のことを思い出した。
まろ、、、まさか、、、!
ダッ(悠佑が走る)
悠佑「まろ、、死なんといてな、、、!」
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If「もう、、、覚悟はできた」
If「ごめんね、皆、、、今までありがとう、」
ヒュッ
???「ーー!ーーくん!いふくん!!」
ギュッ(ほとけが来ていふの手を掴む)
If「!?」
-hotoke-「いふくん!?!?何してるの!?!?」
-hotoke-「こんなとこから落ちたら死んじゃうよ!?」
If「いいんだよ!!!」
-hotoke-「ビクッ!?」
If「もう、、、疲れたんだよ、、楽にさせて、」
ギュッ(りうらが来ていふの手を掴む)
りうら「良くない!!!!!」
青組「!?」
りうら「何か辛いことがあったのかもしれないけど、楽しいこともあったでしょ!?」
りうら「だから死ぬなんて馬鹿なことしないでよ!!」
ギュッ(初兎が来ていふの手を掴む)
初兎「そうや!俺らとかリスナーとの思い出を忘れたんか!?」
初兎「辛い事があっても皆で乗り越えてきたやんか!!」
ギュッ(ないこが来ていふの手を掴む)
ないこ「まろ!!」
If「ないこたんっグスッ」
ないこ「何してんの!まろがいなくなったらそんなのいれいすじゃない!!」
ないこ「まろがいてのいれいすなんだよ!?」
ギュッ(悠佑が来ていふの手を掴む)
悠佑「まろ、お前がいたから俺らはここまで来れたんや!」
悠佑「お前はこれからも、この先も、ずっと、、いれいすDiceNo.5 Ifなんや!!」
If「そうだ、、俺、忘れてた、、、」
If「俺には、、、この最高の仲間がいるんだ、!!」
If「皆、、、ありがとな!!ニコッ」
iris短編小説 「誰か、」 ~fin~
>>6
うれぴよまる
制作はかどっちゃうわ((
近いうちにいれいすカラダ探しも出すのでお楽しみに(*´Д`*)