短編小説
私の周りの人はみんな幸せそうに見える。私だけ不幸だと、そう感じてしまう。
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私の名前は春崎結愛(はるさきゆりあ)。高校一年生。今日も不幸な事が続いていて、本当嫌になる。「結愛、どうしたの?そんな暗い顔して。」
友達の藤村陽莉(ふじむらひまり)だ。いわゆるお姉さんキャラで、私が暗い顔をしていると必ず飛んできて相談に乗ってくれる。嬉しいはずなのに迷惑だと感じてしまう。
「うん…。」
「どうしても話したくないなら言わなくても良いんだよ。」
いつも陽莉の優しさに甘えてしまう。私はようやく口を開いた。
「あのね、彼氏に浮気されちゃってさ、私何かやらかしちゃったのかな。私が悪いのかな。」
「何それ、最低じゃん。私が懲らしめてあげるよ。何があったのか詳しくは訊かないけど、浮気するなんて最低すぎ。本当信じられない。」
まるで自分のことのように本気で怒ってくれる陽莉に心強さと安心感を覚える。
「ありがとう。なんか、落ち着いてきた。陽莉がいると本当心強い。大好きだよっ。」
「もぉ、可愛いんだからぁ〜。私も結愛のこと大好きだよ。」
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友達って本当に大切で、ありがたい存在だ。辛いのは私だけじゃない。みんな同じように良い事も悪い事も訪れる。今なら前を向いて歩けるような気がする。新しい未来への一歩を歩み始めようと思う。
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*あとがき*
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。初めてにしては良く書けたかなと自画自賛中です。良かったら感想待ってます‼︎
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