【iris小説】【二次創作】最高の笑顔
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〈白side〉
僕の名前は初兎。
もうすぐライブがあるから、笑顔の練習中!
白「う〜ん…こうかなぁ…?」
正直言って、なかなかうまくできないんよなぁ…。
むにゅ、と自分のほっぺをつねる。
白「こう…?いや、何かぎこちなさすぎ…?」
あぁ〜!!もう無理!どうすれば…!?
なんて、僕が鏡の前で悪戦苦闘していると。
ガチャ…。
桃「…あれ、しょーちゃん?どうしたの、こんなところで…」
白「!?…や、別に、何もないで…?」
気まずくなり、ふいっと目を反らしてしまう。
桃「…なにかあるなら言って?」
しゅんとした目で見られる。
白「え、どうして…?」
桃「頼られないのは…、寂しいから…//」
かぁ、と顔が赤く染まっていくないちゃん。
…可愛すぎひんか…!?
白「…ふっ、あはは…」
桃「…!?ちょ、なんで笑って…!」
白「僕な、実は…今度ライブがあるやろ?それで、みんな…みにうさーのみんなの前で、ちゃんと笑えるんかなって思って…」
桃「……」
…どう思われたんかな…。
桃「なぁんだ、そんなことかぁ…」
白「…え?」
なんなん、そんなことって…。
僕は、本気で心配してたのに…。
白「ないちゃん、それ、どういうことや?」
桃「…しょーちゃん、怒ってる…?」
白「当たり前やろ。そんなん。僕は本気で…っ!」
視界が滲む。
世界が…、濁っていく…。
…あ、これ、僕の涙か…。
桃「…だって、今、しょーちゃん笑ってるじゃん。そうやればいいんじゃない?」
白「あっ…」
今、気付いた。
無意識だった。
白「…そっか」
すっきりした。
ないちゃんのおかげで気付いた。
そうやって、みんなにも嬉しさを伝えられるように笑えばいいんだ。
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~END~
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