自分が思う現在のSCP財団の問題

こんにちは。今日、SCP財団は規模もかなり大きくなり、様々なscip、taleが投稿されています。しかし、規模が大きくなるにつれて様々な問題が出てきました。今回はその事について話していきたいと思います。

初期のSCPのスタンスが失われつつある

　初期のSCPは4chanで投稿されたSCP-173を筆頭とした[正体不明のヤバい奴ら]が主でした。内輪ネタなども沢山使われており、楽しい雰囲気でした。しかし、今現在scipの創作で内輪ネタは忌み嫌われるようになり、いわゆる[映え]を狙った作品が大半を占めています。別にそのような作品があるのはいいのですが、[映え]の要素がないと評価をされないため、数が異常に多いことは問題だと思っています。

　またシリーズⅠの[映え]等を意識した大規模編集が相次いでいて、SCP-049やSCP-166等の初期から人気を誇るscip達が全くの別物になっています。これに古参職員達がもう反対し、また何人かRPC機構に流れました。

　過剰になろう要素を含むtaleが多くあるのも問題だと思います。

SCPを見る層の変化

　もうひとつの問題は界隈の層の変化です。SCPはいわゆる陰キャ文化の中のさらに底辺として存在していました。しかし現在、さまざまなYouTuber、VtuberがSCPを扱い、陰キャじゃない小学生や中学生に広まっています。さらにコロコロコミックに掲載されたり、女体化や設定無視のアニメが大量に作られ、それらの媒体からSCPを知った人たちの認識は我々とは大きくことなります。

　また陰謀論者がSCP財団が実在するとデマを流したり、VtuberがSCP-173で収益を受け取り、画像が削除される。腐女子のキツイ絵等他にも様々な問題があります(我々はただ静かにしていたいのです)

　この問題は上記の問題を加速させていると考えています。

ポリコレ

　ポリコレもSCP財団に深刻なダメージを与えています。

　日本支部ではあまりダメージはありませんが、ENwikiではロゴをレインボーにするという行為を運営が行ったため複数の古参職員が離反し、複数の報告書が削除されました。

　報告書の改訂も目立っており、SCP-166の改訂にも関わっています。

終わりに

　今回はSCP財団が抱える問題について話しました。

　個人的には今のスタンスより昔のスタンスの方が好きですね(どっちも好きですが)

　RPC-JPが解放されたら移住を考えているのですが、今一番恐れてるのはRPC機構が財団と同じようになることですね。

　それではさようなら。