【西新井駅で爆発】カメラに“缶を置く男”の姿 アジア系の40代男を確保

8日午後5時前、東京・足立区にある西新井駅の現場は騒然としていました。駅の中では「立ち止まらないで進んでください」という声がーーー。券売機周辺には人だかりができ、警察官や消防なども、大勢かけつけていました。

この日午後4時前、東武鉄道の西新井駅の駅員から「パンという爆発音がした」という110番通報が入りました。

警察官が駆けつけると、そこには割れた缶コーヒーの缶がありました。警視庁などによると、券売機の前に置かれていた缶が爆発した可能性があるということです。

捜査関係者によると、防犯カメラには、爆発音の直前に男が缶を置いていく映像がうつっていたといいます。

現場を目撃した人

「“ドン”って音がしたので、『あれなんだろう』って、びっくりして」

「ガスみたいな、なんかにおうねみたいな」

この爆発で、券売機近くにいた20代の女性に液体がかかり、顔にやけどをして病院に搬送されましたが、軽傷でした。また、ほかにも1人がけがをしているということです。

現場にいた人

「顔がけがしたのかなって。苦しがってました。泣いてましたね」

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午後6時ごろ、帰宅ラッシュと重なって多くの乗降客が行きかう中、現場にはブルーシートがかけられていました。警視庁は、詳しい状況を調べています。

捜査関係者によると、警視庁は、40代のアジア系の男性の身柄を確保したといいます。缶の中には強いアルカリ性の液体が入っていたということです。

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