銀河の正体って…？ 17

私はまた屋上に来ている。

それはまた岬に来いと言われたからだ。

銀河に近づくなってどういう意味だろう。

岬「やぁ　絵美。　来てくれたんだね。」

絵美「うん…だって気になるから…」

岬「それはそうだろうな。」

勇気を出して私は言う。

絵美「ねぇ、銀河に近づくなって…一体どう言う意味なの…？」

岬「そのままの意味だよ。」

絵美「え…？」

岬「だって銀河と付き合った人、何人かいるけど、付き合った人全部行方不明になったんだよ？」

絵美「それって…」

岬「あぁ本当さ。」

私はびっくりしすぎて言葉がでない。

岬「目をつけられたら終わり。」

絵美「一体…どうしたら…っ！」

岬「銀河と2人きりにならないで。」

絵美「……」

岬「えっーと…確か清麗だっけ？　超美人でお金持ちの。」

絵美「清麗を知ってるの？」

岬「もちろんさ。　男子の中では有名だからね。」

絵美「…そうなんだ。………」

やっぱりお嬢様はみんな好きなんだね。

岬「話を戻すけど、清麗に頼んで銀河に尾行をつけさせれば良いんだよ。」

岬はずっと真顔のままで言う。

なぜずっと真顔なんだろう…。

でも尾行は良いアイディアだね。

絵美「尾行…それはっ…良いアイディアだね…。でもっ」

岬「でも？　何か問題でもあった？」

絵美「うん。ある。」

岬は少しびっくりしてる。

一番それが良いと思ったからかな。

絵美「尾行に……尾行に気づかれたら？どうするの？」

岬「それに気づかれない尾行をつけるんだよ。プロの。」

絵美「あ〜。」

ちょっと安心かも。けど、、あの画鋲📌は？？

絵美「画鋲は？　どうしてあんなに上履きがパンッパンになるまで？」

岬「画鋲？何それ？　私やってないよ。」

絵美「え？」

岬「だから、やってない。」

絵美「え…？じゃあ清麗が…嘘、ついたの？」

岬「www かもね。黒幕は清麗だったりしてwww けど誰と話してそうなったんだろうね。」

清麗は理事長と話してそうなったんだから…清麗か理事長が黒幕？それと銀河…？　……

絵美「黒幕は理事長…？」

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次回へ続く。