萃香と銀河は両思い? 10
海里と付き合ったのはいいものの……
カレカノって何すればいいんだろ…?
銀河「お前元気ないけど大丈夫か?」
銀河が心配そうに訪ねてくる。
絵美「そう? ちょっと考え事してただけなんだけど。」
銀河「ふぅ〜ん」
萃香「絵美〜! ちょっと手伝って〜!」
萃香がホワイトボートの前で言う。
絵美「は〜い!」
私は席を立ち、萃香のもとまで行った。
萃香「プリントを職員室まで持っていかないといけないんだけど、プリント数が多すぎるから手伝ってくんない?」
と言いながら半分のプリントを持つ。
わぁ〜結構、あるなぁ〜
絵美「もちろんだよ!」
さすがに断るのは可哀想なのでokです!
萃香「あの…さぁ…」
廊下を出てから萃香が小声で言う。
絵美「なぁに?萃香?」
萃香「私…銀河が……」
絵美「銀河が…?」
銀河がどうしたんだろ。
萃香「す…す…すすすすす、、きなんだ…よね…。」
絵美「え〜!!」
びっくりしすぎて大きな声を出しちゃった!
萃香「静かに!」
言うと同時に萃香に注意された……ぴえん。
絵美「う…うん」
萃香「この事、秘密ね! 絶対だよ!!」
と言いながらも大きな声を…うん…まぁ少しだけ出してるね…。
絵美「うん…。」
と言うが正直びっくり中のびっくりです。
((何言ってんだこいつ))
萃香「どうやったら私の事、、好きになるのかな」
萃香が真剣な目で私を見てくる。
絵美「う〜ん…普通に好きです。って言えばよくない?」
海里のパターンもそうだったし、そうすればいいんじゃないのかな?
萃香「は、、は、、恥ずかしいじゃん!」
あ〜まぁそりゃあ恥ずいよね〜
絵美「あ〜確かに〜……」
共感しとこ。
職員室にプリントを置いて教室に戻る。
銀河「よっ! 絵美!」
銀河が後ろこら言う。
だから私はびっくりす……るに決まってんじゃん!!
絵美「!? あ〜銀河さん! やっほ〜!」
一瞬固まったがいいだろう…?
銀河「さん……さん抜いてくんない?」
さん? さん付け苦手…なのか?
絵美「…いいけど。」
まぁ別にどっちでもいいからいいんだけど。
銀河「俺、さん付けされるの苦手でさ〜」
あ〜やっぱりそう言うタイプか〜
絵美「銀河って萃香ちゃんの事、どう思ってるの?」
萃香は銀河の事好きなんだよね。 じゃあ銀河はどう思ってるんだろ。
銀河「え!? す、、萃香??」
視線を思いっきりずらす。
こいつ、萃香の事好きだな。
これは確定事項だ。
絵美「ふぅ〜ん、、銀河、萃香の事好きなんだ。」
まぁ萃香ちゃんは性格ギャルって感じだけど、綺麗な栗色の髪の毛、下は少しくるんってカールになってる。パッチリとした目の色は濃い茶色で目がキラキラしていてお姫様みたい。
そりゃあ、幼馴染だったら好きになるよね〜。
銀河「ファッ!?!?」
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次回へ続く。
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