私は誰だっけ 二話

1 2023/10/06 18:03

二学期が始まった。

初日に先生から電話があって

『宵瀬さん、学校来れるなら来てね。

 でも、無理だけはしないでね』

先生の名前は佐藤杏奈先生だ。

美人で私の唯一の味方。

それでも私は学校へは行かない。

毎回学期ごとに電話してくれる先生には悪いけど。

私の高校は、あの四人とは違う。

あっちの高校に行っていたら

楽しく生活ができていたのであろうか。

そんなことを考えても無駄。

選んだ道は変わらないし変えられないのだから。

本当は私の意志でこの高校に入学したわけではない。

親に強制的に入れられたのだ。

『星来は頭がいいのよ。そっちの高校じゃなくて

 こっちの高校にしたらどうかしら?こっちなら

 偏差値が高くて就職とか大学の試験に有利よ!』

そう何度も言われてきた。

流石の私も疲れたから、その高校を受ける時になった。

あの高校に行っていたら、あの四人のことも

忘れていなかったんだろうな、、、

そんなことを考えるのはもうやめた、、、

最近お金に困っている。

アパートの家賃、食事代、学費、、、色々とある。

アルバイトはお母さんからダメって言われてるし、、、

星来「歌い手になってみようかな、、、」

それならお母さんにもバレないし。

お金も貯まると思う。

星来「とりあえず色々収録しよう」

星来「.•*¨*•.¸¸♬.•♬」

今日は十曲くらい収録しよう。

ー収録終了ー

終わった。喉は、、、大丈夫なはず。

お風呂入るか、、、

そういえば私体重増えたかな。

『ピピッ』

39㎏か、、、

153㎝で39㎏はやばくないかな。

まぁいっか。

ー夜ご飯ー

今日は何味のゼリー食べようかな、、、

葡萄味食べよ。

、、、やっぱ葡萄しか勝たん(キャラ崩壊★)

あ、久しぶりに亮真の声聞きたいかも

電話していいかな

星来『電話していい?』

亮真『いいけど、どうかしたの?』

星来『なにも』

prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

亮真『もしもし?』

星来「あ、ごめんね、夜に電話かけちゃって」

亮真『いや、全然大丈夫だけど何もないんだよね』

星来「うん。何もないよ」

亮真『宵瀬さん、元気?あと、この間メッセージありがとう』

星来「元気だよ、メッセージは当然の事だから気にしないで」

亮真『分かった。』

星来「亮真君は学校行ってるの?」

亮真『うん。でも、頭痛くて休む時は多いかな』

星来「そうなんだ。虐めとかにはあってない?」

亮真『うん。大丈夫だよ』

星来「ん。ならよかったよ」

星来「今日は頭痛くないの?」

亮真『うん。今日はあんまり痛くないかな』

星来「私も、頭痛持ちだからちょっとわかるかも」

亮真『そうなんだ。大丈夫?』

星来「うん。軽い頭痛だからね」

星来「フアァァ」

亮真『眠いの?』

星来「うん。少し」

亮真『寝たらいいのでは?』

星来「でも、夜ごはん食べて終わってない」

亮真『夜ご飯は何食べてるの?』

星来「今日は葡萄ゼリー。明日はみかんゼリーかな」

亮真『それだけなんだ。拒食症なの?』

星来「うん」

亮真『まぁ、分かった。今日はもう寝たら?』

星来「うん。分かった」

星来「おやすみ」

亮真『おやすみ。ちゃんと寝なよ』

ブツッ

寝るか、、、

明日は編集して、一曲だけ投稿するか。

寝よう。

ー朝ー

もう朝か。

朝ご飯はいらないや

編集しよ、、、

カタカタカタカタ…

こんなところかな。

初回にしては上手くいった気がする。

飲み物取りに行こう。

テクテク

あれ?ちょっと待って嘘、、

フラッ バタ

いいねを贈ろう
いいね
1

このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
画像・吹き出し

タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
その他2023/10/06 18:03:18 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
画像・吹き出し
タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する