BTSと私 第10話

4 2022/05/22 13:11

BTSについての小説を書かせていただこうと思います

ときどき他のBTSメンバーやTWICEメンバーも出演します(BLACK PINKメンバーも出演させる予定でしたが、話がややこしくなるといけないので、やめました)

ぜひ読んでみてね!

〈登場人物〉

・私(○○)・ユンギ・ジン・ナムジュン・ホソク・ジョングク・テヒョン・サナ・ミナ・ナヨン・ジヒョ・チェヨン・ダヒョン・ジョンヨン・モモ・ツウィ

〈本編〉

間違いない。ミナと手を繋いでにっこり笑ってる、この人・・・

日本の大人気俳優、吉沢亮だ!!!

「どうかしたの?あ、その写真・・・」

ミナがハッとして私を見た。私はおそるおそる言った。

「あの、隣の男性って、吉沢・・・亮さん、ですよね。俳優の」

ミナは黙ってココアを飲んだ。そして言った。

「去年旅行に行ったときに撮ったものなの。こっそりね」

「お似合いですね。すごく」

本当にお似合いだった。

「どのぐらいお付き合いしてるんですか?」私は聞いた。

「そうね・・・もう三年になるかなあ」

「そんなに!」

「・・・あんまり会えないけどね。ほら、二人とも芸能活動で忙しいでしょう?最近はもう、LINEと電話のやりとりばっかり」

ミナは寂しそうだった。

「でも・・・」私はぐっとマグカップを握りしめた。

「ミナさんはきちんと自分の仕事を持ってて、自分の世界で生きていけてます。カッコいいと思う・・・それに比べて私は、ユンギの荷物みたいに韓国まで来て、彼がいなかったら、私なんて価値もないし一人で立つことすらできないんです。恥ずかしいんです、このままでいるのは」

ミナは私をじっと見た。

「そう。じゃああなたは韓国で暮らすのね。仕事を探して、自分の家も見つけて・・・たったひとりで」

「はい」

「わかったわ。私もできる限り手伝ってあげる。ほかのメンバーにも一応伝えておくわ」

「そんな・・・私にかまわないでください。お忙しいのに、迷惑かけたくないんです」

「気にしないで。私たちの都合なんだから。みんなね、新しい妹が欲しいとかって言い始めてたのよ。だからみんな喜んでる」

「ほんとですか?」

「うん。それからね、あなた敬語はやめてちょうだい。姉に敬語を使うなんて変でしょう」

「あ・・・うん」

ミナはにっこり笑って、LINEを送り始めた。

その夜、私はミナの家に泊まった。

次の日の朝、早速私は仕事を探し始めた。

「前はどんな仕事してたの?」

「ファッション系の商社で・・・」

「ふーん・・・ファッション系ね・・・」

ミナはぶつぶつつぶやいていたが、突然立ち上がった。

「いいこと思いついた!!」

「えっ?」

「あなた、私のスタッフになってちょうだい」

「はっ?!」

「jypの事務所には私から言っておくわ。もちろん面接とかはあるけどね、メンバーの私があなたの必要性を述べればきっと採用してくれる!やったわね!」

陰キャのミナが、はしゃいでいる。

「あの・・・それって具体的にどんな仕事をするの?」

「仕事?・・・そんなの採用されてから向こうが考えてくれるわ」

(そんなに簡単にいくかな・・・)

「あ、でもそのかわり、韓国語はネイティブ並みにできないとまずいわよ」いつもの静かなミナに戻っている。

「でも私、明後日からTWICEは活動再開するし・・・私たちが教える時間はないわね。といっても語学学校は授業料高いし・・・」

ミナはうーん・・・と唸った。すると、私にいい考えがひらめいた。

「そうだ!BTSに頼もう!」

ミナがじろりと私をにらんだ。

「○○、あんたユンギから距離を置くんじゃなかったの?」

「そうだけど、繋がりは良好に保ちたいし、グクとジミンとホソクとの仲は壊れてないから」

「あんたね・・・」ミナがため息をついた。

「それを聞いて、ユンギがどう思うか想像してみなさいよ。浮気してると思われるかもしれないよ」

うっ。

「そう思うなら、それまでよ」

私は苦しくなったけど、言った。

一時間後、ミナは私のことを事務所に伝えに出かけた。私は、唯一知っていたグクの電話番号に電話した。

ツー、ツー、ツー、・・・ピコン。

「・・・여보세요?(もしもし?)」

低い声が流れた。私はドキドキしながら、何度も練習した韓国語で言った。

「여보세요、정국씨입니까? 나, 어제 만난 ○○입니다.민윤기의 그녀입니다.(もしもし、ジョングクさんですか?私、昨日お会いした○○です。ミン・ユンギの彼女の)」

グクは一瞬面食らったようだったが「ああー」と言った。

「시간이 있다면 어딘가에서 만날 수 있습니까?(時間があれば、どこかで会えますか?)」

私は一気に言った。グクは、おん?というような声を出したが、すぐに笑った。

「괜찮아, 여가이기 때문에(いいですよ。暇ですから)」

「ほ、ほんとに?やったあ!・・・か、カムサハムニダ!」

〈続く〉

BTSと私 第11話

https://tohyotalk.com/question/372981

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芸能2022/05/22 13:11:04 [通報] [非表示] フォローする
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1: ヨル♡ @YORUkaTU2181 2023/02/12 15:26:26 通報 非表示

すごいなあ


2: ヨル♡ @YORUkaTU2181 2023/02/12 15:26:51 通報 非表示

吉沢亮までいたぞ


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