【小説】BTSと私 第11話

2 2022/07/28 11:49

BTSについての小説を書かせていただこうと思います

ときどき他のBTSメンバーやTWICEメンバーも出演します(BLACK PINKメンバーも出演させる予定でしたが、話がややこしくなるといけないので、やめました)

ぜひ読んでみてね!

〈登場人物〉

・私(○○)・ユンギ・ジン・ナムジュン・ホソク・ジョングク・テヒョン・サナ・ミナ・ナヨン・ジヒョ・チェヨン・ダヒョン・ジョンヨン・モモ・ツウィ

〈本編〉

 ここだ。

 私はドキドキしながらとあるカフェの前に立った。ここで、11時にジョングクと待ち合わせているのである。時計を見る。10時45分。さすがにまだグクは来てないだろう。

「오지 마라.(いらっしゃい)」

 緊張気味に入ってきた私に、店主が奥から笑顔を向けてきた。ぎこちなく頭を下げながら、目で店内を見渡す。

「あっ・・・」

 私は呆然とした。奥の丸テーブルに、グクがいる。リラックスしてジュースを飲みながら、スマホをいじってる。そしてその隣には・・・

「・・・なんでテテ!?」

 小声で叫んでしまった。その声が耳に入ったわけじゃないだろうが、テテがくるりと振り向いた。ばちんと目が合う。

「왔어.(来たよ)」

 凍り付いている私を無視して、テテがグクを長い指で小突いた。グクが振り返って、うれしそうに笑う。私は、こわばった顔で微笑みながらテーブルに近づいた。

(どうしよどうしよ!!テテがいるって聞いてないよ!てか絶対怒ってるよね。この前は確実に怒ってたし・・・)

 目を合わせるのが怖い。

「あ、アンニョンハセヨ・・・」

 私は何も知らずニコニコしているグクにぺこりと頭を下げ、二人のスーパーアイドルと向かい合って席についた。

 沈黙。グクが言った。

「ごめんなさい、驚き…ましたか?そのー、テヒョンがいること」

 私はうつむいたまま、急いで首を横に振った。

「じつはぁ、その、テヒョンに通訳?をしてくださる、ええと・・・あいご・・・」

 日本語がわからず苦しみながら、グクはもういいや、と思ったのか、ため息をついて一言。

「僕は、韓国語をはなします」

「はい」

「それを、テヒョンが日本語にします」

「わかりました」

 飲み物が運ばれてきた。テヒョンが私に渡してくれた。こっそり顔を見たら、ごく普通の表情だ。もう忘れっちゃったのかなとチラリと思ったけれど、そんなわけはない。

「じゃいきますよ」

 グクがおいしそうにジュースを飲んでから、テテと目を合わせた。テテがうなずく。何の合図だ。

「・・・僕に話したいことって何ですか?」

 グクが言った韓国語をテテがぽつりぽつりと日本語に直した。私は思わず感心。テテの日本語、ほんとに上手だ。

 それにしても、質問が単刀直入すぎるっ!じゃ、こっちもばっさり答えちゃうか。

 私は姿勢を正し、初めて二人の目をしっかりと見た。この世のものとは思えないほどきれいな、大きなおめめ。どきどきと心臓の音が聞こえる。

「私、ユンギと別れました」

 急にがたんっと椅子の音がして、私が驚いてびくりと見上げると、テテが憤怒の形相でこちらを見下ろした。テテのジュースがこぼれる・・・ところで、グクがぱっとキャッチ。でもその反射神経に注目できるほど、私には余裕がなかった。今まで見たこともない、そして全世界のARMYも知らないであろう、テテのこの表情。

 何、何なの!?

〈続く〉

BTSと私 第12話

https://tohyotalk.com/question/374374

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芸能2022/07/28 11:49:08 [通報] [非表示] フォローする
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ツバメの急上昇さんはARMYですか?


>>1
はい!!!!!(o^―^o)

マンネライン推しです💗


>>2
私はクオズだけども!ためじゃないと話しづらいです


>>3
おけ👍!!

クオズいいね

これ見て↓心臓ぶちぬかれるでww

動画を見る


>>4
後で見る


>>6
うんwww


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