第5話「辛い過去」スマ夢(ブラヒカ)ブラックピットとヒカリ
ー夜ー
私は500年前のこと思い出した。私のせいでたくさんの人が犠牲になった。そのことでたくさんの人々は私を憎んだ。ミルトは死、アデルは振り向いてくれない。「私はこの世界にいない方がいい」「私はこの世界にいない方がみんな幸せ」楽園に行って自殺したいとずっとそう思っていた。その時もう私はこの世界にいない。だから永遠にブラピくんの傍にいられない。私は行かなくちゃならない。
ブラックピット「どうした」
ヒカリを見るとヒカリは悲しい表情をした。
ヒカリ「なんでもない…」
ブラックピット「絶対に何かあっただろう!」
ブラックピット「なら、俺が話を聞いてやる!」
ヒカリ「ありがとう…」
そして私は過去のこと話した。
ヒカリ「500年前の時、ドライバーはアデル、彼は優しく素敵な男だった。ミルトはちょっと意地悪だけど私の大切な友達だったのよ、あの時、本当に楽しい思い出だったの」
ヒカリ「だけど私のせいで幸せな日々が崩れてしまったの、ミルトは死んでアデルは私のこと振り向いてくれない。私はもう一人の天の聖杯と戦って勝ってたけどそのせいで世界を妬いてしまったわ…全部私のせいよ」
ヒカリは泣きそうな声で話した。
ブラックピット「お前のせいじゃない!」
ヒカリ「でも!」
ブラックピット「お前は今、ミルトのために泣いているだろう!ミルトだけじゃない、アデルも人々たちのためにも泣いているそんな奴が世界を妬くかよ!」
ヒカリ「ブラピくん…」
ブラックピット「お前は優しいすぎるからだよ!人のために泣いたり、心配したり、するお前が優しいすぎるから自分のせいだと思い込んでいるだろ!」
ブラックピット「少しでも俺のことを頼れよ!」
ブラックピットはヒカリを抱きしめながら言った。
ヒカリ「でも!怖いの!いつか、また君まで傷ついてしまうかもしれない!だから、私は一人の方がいいよね…」
ブラックピット「一人の方がいいなんて言うな!俺は死なない!必ずお前を守って楽園に行ってみせる!」
ブラックピット「俺にはお前が必要なんだ!悲しい時も辛い時も俺の傍にいってくれるなのは他にもいない、お前だけなんだ!初めて楽しく話してくれる人はのはお前だ。後は俺を認めてくれるのはお前だけだ!」
ブラックピット「お前のおかげで"今"がいるだろ!」
私はこの言葉聞いて嬉しい涙出た。
ブラックピット「泣くな泣くな」
ヒカリ「だって君が優しいしてくれるから泣いちゃうわよ」
ヒカリ「ねぇ!私を裏切らないでね!、あと私を捨てないで!」
ブラックピット「俺がそういうことすると思う?」
ヒカリ「思わない…」
ブラックピット「俺を信じろ!俺はお前のドライバー、お前は俺のブレイドだ」
ヒカリ「ブラピくん…」
ヒカリ「あとね、ブラピくん…いかないで」
ブラックピット「俺はいかない。もう二度と世界を妬かせない。」
ブラックピット「ヒカリにひどいこと言ってる奴俺は許さない。」
ヒカリ「ありがとう!ブラピくん!私はもう大丈夫!もう何も迷わない!」
ブラックピット「ん!」
私はもう楽園に行って自殺するなんて考えるのがもうやめよう。私はブラピくんと過ごします。
ブラックピット「もしも、俺のブレイドはヒカリじゃなく他の人だったら?」
ブラピくんはそのこと言って私は初めてモヤモヤな気持ちになった。
ヒカリ「さ、さあわからない」
ブラックピット「わからないってなんだよ」
なんでこんなモヤモヤな気持ちになるんだろう?ま、まさか恋⁉︎友達なのに恋だなんて…
ヒカリ「ちょっと寒くなったわね」
ブラックピット「ならこれを着ろう!(上着渡す)」
ヒカリ「あ、ありがとう///」
何でだろう?私、ブラピくんと話すとこんな気持ちになちゃう。やっぱり私は君が好きです。ブラピくんの恋人なりたいけど告白さすがに無理。
ブラックピット「どうかした?」
ヒカリ「ッ!?」
ヒカリ「な、何でもないわよ‼︎///」
ブラックピット「(どうしたんだ?こいつ?)」
第5話END