(捏造注)葬送のフリーレン1話「久しぶりだね」
春の始まるころ、フリーレン達のパーティは素材収集のために民家の近い商店街に来ていた。
そこはとても賑やかで、人もよく、品揃えも豊富だった。
[フェルン]「フリーレン様、この商店街すごく人が多いですね。」
[フリーレン]「民家が近いからね。なかなか大きな商店街だ。」
商店街や民家のの近くには桜の木が多くて、どれも綺麗な花を咲かせていた。
[フェルン]「ここ、暖かい地域なんですね。もう桜が満開です。」
[シュタルク]「本当だ。桜かー。懐かしいなぁ。」
[フェルン]「?何がですか?」
[シュタルク]「あー、俺には妹弟子がいるんだけどさ、その子と初めて会ったときも桜が満開だったから。まだもう少し小さかったころのことだけど、その子な、すごいかわいいんだよな。」
[フェルン]「むー」
いつの間にかフェルンがふくれっ面になっていた。
[シュタルク]「えっ?何?俺なんかした?」
[フリーレン]「違う違う。フェルンは嫉妬してるんだよ。」
[シュタルク]「ねぇ何?どうゆうこと?」
買い物が済んだころ商店街の出口で待ち合わせをしていた。出かけたのは早朝だったけど、もう昼になっていた。
[フリーレン]「よし、集まったことだし、そろそろ帰ろうか。」
[フェルン]「そうですね。」
その時、何かが落ちる音がした。振り返って見れば、商店街で買い物をした後であろうお婆さんが、リンゴの入ったカゴを落としてしまっていた。手伝おうとフェルンが進んだとき、1人の少女が駆けつけてきた。
[ミルン]「大丈夫ですか?」
その後フェルンも加わり、リンゴを拾い終え、お婆さんが去っていった後にシュタルクが大きく息を吸った。
[シュタルク]「すぅ〜なんでミルンがここにいるんだよ!?」
[ミルン]「あ、シュタルクだったんだ。」
[フリーレン]「誰?知り合い?」
[ミルン]「どーも、シュタルクの妹弟子のミルンです。シュタルクがお世話になってるようで。」
[フェルン]「妹弟子って、さっき話してた…。」
[シュタルク]「ああそうだよ。どうだ!なかなかの美人だろ?」
シュタルクが目を輝かせながら言った。
[フェルン]「あ、はい、そうなんじゃないですか。」
素っ気ない返事をしたフェルンをフリーレンは端から苦笑いしながら見ていた。ミルンは初対面の歳上らしき人にジト目で見られて戸惑うばかりだった。
[ミルン](私、何かしたかな?)
[シュタルク]「それにしても久しぶりだなー。」
[ミルン]「あぁ、久しぶりだね、シュタルク。」
お読みいただきありがとうございました!初めてちゃんと話し作りました。ホントは漫画にしたいけどすごく時間がかかると思うので一旦小説。気が向いたら続きや他のものは漫画にするかも?小説初めてなんでご指摘等ございましたらよろしくお願いします( `・∀・´)ノ続きは書きます!しばしまたれよ(w)コメント、いいねお願いします(≧∇≦)b