呪われた村
私は夏、〇〇県にある叔母の家に行った。はっきりいって田舎らしい、田舎といっても田んぼばかりがあるわけでは無い、それどころか、田んぼすら珍しいほどなのだ。それなのに何故、田舎と呼ばれるのか、それを聞きに行くため、私は叔母の家に行ったのだ。叔母の家はかなりボロボロで、廊下を歩くだけでギシギシと音がなるほど、そして叔母に会った。叔母「あら、〇〇、どうしたの?連絡もなしに来るなんて」私「突然ですまんのやけど、なんで叔母ちゃんの村って田舎って言われちゃるん?」叔母「...〇〇、話が長くなるけど、大丈夫?」私「うん」叔母「じゃあ、このが田舎と呼ばれるのか、話すわ。
昔、このは栄えていた、村の人々は、陽ノ神という、作物を司る神に守られていた。村の人々は、陽ノ神のおかげで、何不自由ない暮らしをしていた。だが、村長は強欲で、陽ノ神からたくさん知恵を分けてもらい、それを自分のために使っていた。そうして、とうとう陽ノ神の力の源である五穀の恵みという花を、村長が隠してしまったのだ。力を失った陽ノ神は、村から離れ、人間に化け、くらしていた。そして、十数年後、事件は起きた。それは、村の崩壊である。作物は枯れ、家は崩壊。何より五穀の恵みが暴風により、潰れてしまった為、五穀の恵みの力で食をしていた村の住民は死んでしまったたいう。そして、数年後旅人たち数人が、この村を発見、復興したそうだ。だがいくら頑張っても田だけは直せない。旅人たちは諦めてその後この村に住み始めたそうだ。そして、その旅人たちの1人が、叔母の祖父らしい。話が終わると叔母は、「今まで言ってなくてごめんなさいね」と言った。それに対し私はいやいいよと答えた。ちなみに場所は変わったそうだ。あの状態から直すのは困難だと考え、村にあった木や、石を使い、なんとか戻したそうだ。私は、(元にあった場所か、今度行ってみよう)と思った。あの事件が起こるとも知らずに...1話終わり
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