【小説総選挙】heißer Sommertag〜君が消えた夏の日〜【短編】
玲華
玲!
何時も通りならそう聞こえてくる声も今は聞こえない。
(暑い…)
と思い早足で家に帰る。
ザワザワとした終業式の帰り道,1人静かに帰る。
家に帰りドアを開けるとヒンヤリとした,空気
(涼しい)
親はまだ帰っていない。
明日から夏休み。
けれどもいつも一緒にいた心奈は遠い街に行ってしまった。
「今はどうしてるだろうか」と考える。
心奈
夏休みの数日前,私はボロボロになった体を見ながら学校の屋上にいた。
画面の前の人は何でこんなところにいると思うだろう。
(お前に居場所なんてない!)
(消えたらいいのに)
そんなに消えと欲しいならお望み通り消えてやる。
心残りは…父さん,母さん,婆ちゃん,玲だけ。
みんな(父さん,母さん,婆ちゃん,玲)には心配かけるけど…
もう辛いんだ
こんな地獄に居るより遠いところに行って楽になろう。
バイバイみんな。
玲
心奈…元気にしてるかな。
10年経った今でも,あの夏の日は色褪せずに覚えている。
最後に一言だけ言いたかった。
「生まれてきてくれてありがとう」って
言えないのはわかっている
だって心奈はもうこの世界にはいないから。
もう少し早く気づいて止められていれば…という心残りを胸にし,私は屋上に向かう。
(“ボロボロの体を見ながら”)
さようなら素晴らしき世界(残酷な世界)
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どうだったかな?
初めて暗い感じの小説書いてみたんだけど?
最後まで見てくれてありがとう❣️
それじゃあheißer SommertagけどWie geht es dir
バイバイ👋
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