お話しようよ。
「お話ししようよ。」
私がそう言うと、いつもあの子は冷や汗をかく。
次第に、顔が真っ青になっていく。
そんなにも私のことが嫌いなのかな。といつも私は心配になる。
でも諦めずに毎日話しかける。
だが、今日は話しかけるのを忘れてしまった。今日は委員会で集まらなければならなかったからだ。
学校に戻っても多分あの子は居ないだろう。
だが、少しの希望を胸に下校中の私は学校へ戻る。
教室へと向かう途中、「ドンッ」という音が微かに聞こえた。
好奇心旺盛な私はどうしても気になってしまい、その音が聞こえた方へと、耳を頼りに近づいていく。
ドンッ
「う“ッ」
殴られたような音がした。
私は冷や汗をかいた。
ドアの隙間から覗くと、あの子が殴られていた。
怖かった。
ガサッ
私は怖くて耐えられず、腰を抜かした。
「あ?誰だ?」
やだ。近づいてくる。怖い。
「みーつけたっ、笑」
「っ」
「お前もこっち来いよ。殴ってやる。」
いやだ。なんで私が。怖い。助けて。
後日
私は、人と喋ったりすることができなくなった。
前日の出来事の所為だ。。
"自閉症"と言う。らしい。
だが毎日空き教室へ来いと言われた。怖いが抗えば体への傷が増えるばかり。
。「あの子、〇〇のキーホルダー付けてる!話しかけてみようかな。」
数日後。(最初へと戻れます。多分。)
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タグ: お話
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トピックを投稿する今回は長くなってしまった、、、
最後のところから最初に戻る戻り方?がちょっと違和感、、
短編が好きな方などにおすすめです。こちらも読んでいただけると嬉しいです。
https://tohyotalk.com/question/663005