謎のカクテル屋 〜夜空カクテル〜

私は月道夜華。22歳の大学生。

夜「将来の夢に向かって頑張るぞー！」

ヒュー　🍂

夜「誰もいない路地だからねw」

私の夢は世界一のYouTuberだ。

🐀チュー

夜「ネズミ？」

ネズミにしか目がないんだよね。触っても良いよね。

ｻﾜｯ　ﾋﾞｭﾝ

夜「え！」

何？道が変わっていく。

ﾄﾝｯ　コツコツ

夜「ここは一体…」

バーテンダー「こんにちは。」

夜「こんばんわでは…」

バーテンダー「灰歌、この人が今回のお客さんかい？」

ﾎﾞﾌｯ

灰歌「はい！」

夜「え…ネズミが人間に返信した！」

灰歌「えへへ〜ぼくは特別なネズミなんですよ〜」

夜「そうなんだ。」

バーテンダー「まず、話は中でしようか。」

灰歌「はい！」

不可思議バー…そういえば、最近バーに行ってなかったな。

バーテンダー「ねえ、君の話って何？」

夜「え？あの…実は、私YouTuberやってるんですけど、登録者が一向に伸びなくて…」

バーテンダー「んじゃぁこれはどうだい？」

夜華「ホープブルーカクテル？」

バーテンダー「そうだよ。飲むかい？」

夜華「飲みたいです。」

バーテンダー「わかった。作ってくるから。灰歌、相手にしてて。」

灰歌「りょ！」

で〜あーだこーだ

バーテンダー『なあ、トピ主』

俺『何？』

バーテンダー『適当すぎん？』

俺『常識に囚われるな。』

バーテンダー「できたよ。」

夜華「うわ〜綺麗！飲んでも良いですか？」

バーテンダー「あなたに準備したのよ？飲んでいいのよ！」

夜華「いただきます！」

飲む。飲む。のぶ

夜華「うま」

バーテンダー「ありがとうね。」

飲み終わった後

夜華「帰りますね。」

灰歌「ついていきます。」

バーテンダー「じゃあ、おまいど様」

ビュン

夜華「まるで夢のような時間だったな。」

その翌日。夜華の登録者は増えていた。