映画「ゴジラVSビオランテ」はおもしろい?つまらない?


正直この作品は僕にとって最初に見たゴジラ、いや初めてみた特撮映画である。あのでかいビオランテ第2形態がゴジラに向かう姿は必見だと思う。これをきっかけに僕はすぐさまゴジラを初めとする東宝特撮ファンになった。本作のバイオ生物から産まれた怪獣という巧妙な濃いストーリの設定はその後の平成ガメラ・ウルトラマンティガ・仮面ライダークウガにも受け継がれて、平成特撮の基礎を作り上げた。平成特撮の先駆けとなった作品だと思う。
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私もビオランテから見始めたんですよ、ビデオワンの特撮系のゾーンでパッケージと説明に気になり見てみたらドハマりしちゃって、今でも一番好きなゴジラ映画
素晴らしいです。その一言に尽きます。(僕の中では)間違いなくゴジラ映画No1です。ゴジラシリーズは全体的に好きですので殆ど観ましたが、矢張、この作品を超えるモノは無いでしょう。別のレビューサイトでも書きましたので、大体云いたい事は書いてしまったので何を書こうかな? という所ですが、兎に角この映画は「編集の上手さ」に尽きます。本当にウマい。この見事な編集のお陰でスピード感のあるゴジラ映画に仕上がっています。ゴジラ映画って、日本映画にしてはスケールが大きいし、面白いんですけど、正直、殆どの作品において中だるみが発生しています。原因は様々あるとは思うんですが...
これは僕の持論ですけどゴジラ映画、というか怪獣映画の肝は、怪獣が出てくる以外の場面がいかに面白いか、カッコ良いか、なのではないかと思うんです。詰まりは「人間ドラマ」の部分です。 ゴジラを取りまく登場人物達がいかに魅力的かという事です。云うまでもなく、この映画の人物達は皆さんとても個性的で印象深いです。これは、大森監督の功績です。
この作品は30年以上も前に公開された作品でしたが、タイトルの通りゴジラシリーズで有名なライバル怪獣の一人であるビオランテが登場する作品でしたね。
とはいってもゲスト怪獣であるビオランテが登場するのは本編の30分を過ぎたあたりのところなのでちょっと遅いな印象は否めませんでした。
映画そのものに関しては冒頭から激しい銃撃戦がはじまり、娯楽性は十分備わっており、中だるみしそうなところでカーチェイスとかも繰り広げられたりとゴジラとビオランテの戦闘はメインだったと言えますが、それ以外のサブの部分もしっかりしていたのは特徴的でしたね。
そして、ビオランテに関してはおそらくライバル怪獣の中でも屈指のグロテスクな姿でしたが、ゴジラよりも明らかに大きいため正直、ゴジラの方が良い者みたいに見えてしまいそうでしたね。
とはいえ、ビオランテと対決する前の人間側が開発したロボットとゴジラとの対決からビオランテとの決着がついてからのカーチェイスまでなかなかの出来映えで正直なところカーチェイスに関してはなんだかあっけない印象でしたが、それでも良作といえる出来だったと思います。
これは別に悪い点ではありませんが、様々な要素を詰め込 んでいる為、一回の試聴では理解出来ない場 面や分かりにくい所もあるかも知れないですが。
ゴジラのスーツが出来たてホヤホヤでリアル。バブル期に金かけて作っただけあって2000年代のゴジラスーツよりリアルに見える。
内容は、よく言われるようにゴジラVSビオランテというよりはゴジラVS自衛隊がメイン。
個人的にはデーモン閣下の「フハハハハハ!!吾輩はこの時を待っていたぞ!…何だ,ニュースが入ったみたいだ。うん,ニュースを聞け。」からの「番組の途中ですがニュース速報をお伝えします。先程,午後2時頃,大島・三原山が突然爆発し,ゴジラが姿を現しました。」→ゴジラのテーマと共にゴジラ登場。
の一連の流れが好き。