【食べ物総選挙】俺がアイツを好きなわけ
こんちは!ルナだよっ☆今回なんとお!!小説部門で食べ物総選挙立候補しまーーす!!イェーーイ!!じゃ,どぞ!
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…俺は今,雪の中を歩いている。なんでかって?……‘‘アイツ’’が風邪引いたらしい。それも2人で明日映画観るって昨日言ったのによ?てか自分から『明日2人で映画観に行こ!』って言ったくせに…。なんなんだアイツは…。
ピーンポーン
俺 「ルナ〜?いるか〜?」
ルナ 「ほいほ〜い…。」ガチャッ
俺 「見舞いに来たぞ。どうだ?調子は。」
ルナ 「う〜ん絶不調★」
俺 「…そうか。」
ルナ 「反応冷た!?」
俺 「てかお前,親は?」
ルナ 「仕事★」
俺 「その言い方やめろ。…とりまさっきコンビニでリンゴとか買ってきたからな。」
ルナ 「悪いねぇ…。」
俺 「別に…。映画来週もギリやってるらしいし,早く治せよな。」
ルナ 「ありがとねぇ…。……あ!」
俺 「ん?どうした?」
ルナ 「僕さ,ハーゲンダッツ食べたい!!」
俺 「は!?こんな風邪引いてんのに!?」
ルナ 「いっつもハーゲンダッツ食べるとなぜか治るんだよねえ…。」
俺 「絶対嘘だろ…。」
ルナ 「お〜ね〜が〜い〜!!!」
俺 「…どこにあんの?」
ルナ 「そこの冷蔵庫…。2個持ってきて…。」
俺 「はいはい…。」
俺は冷凍庫からハーゲンダッツを2つ取り出し,アイツのところへ持って行った。
俺 「取ってきたぞお…。」
ルナ 「ありがとねぇ…。あ,もう一個は食べていいよ?」
俺 「ん……。」
ルナ 「…雪の中大変だったでしょ?」
俺 「いや…別に…。すぐ近くだったから…。」
ルナ 「わざわざありがと〜…。やっぱり僕の推しは一味違うねぇ…。」
俺 「……ふ〜ん。」
ルナ 「……ねぇ,君ってさぁ…。…僕のこと,好き?」
コイツ……。熱で頭おかしくなったか?いきなり答えづらい質問しやがって…。…だけど,俺はこういうしかなかった。
俺 「…ああ,もちろんだろ?」
ルナ 「…そっか!僕もだよ?ささ,ハーゲンダッツ食べよ!ってこれ僕好きなストロベリーのやつじゃん!!こっちはこの前の期間限定品!?過去の僕いい仕事してんな〜…。」
俺 「これどっちも3ヶ月前のやつだぞ。」
ルナ 「まあいいじゃんいいじゃん!!」
『いっただっきまあ〜すっ!!!』
…ルナの声が部屋中に響いた時,外がだんだん明るくなってきて,太陽も顔を出した。だが…。この恋心は,一生溶けないことだろう。
ルナ 「やっぱハーゲンダッツ最高☆あ,君もだよ?」
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>>15
うん!マジの話☆
推しの子の映画見に行こうとしたら前日に高熱発症www
そんでギリ来週行ったww