【バレンタイン総選挙】チョコレートのように甘い告白?
「……で!」
.....
「…なで!」
.........
「かなで!」
「え?」
私・水野かなでは驚いて友達のユナを見る。
「え?じゃないよ!!今日はちょぉ〜っと様子がおかしいんじゃない?かなでちゅわん♡」
「ハァッ!?な、何言ってんの、ユナッッ!!てか、呼び方きも」
そう。今日は2月13日バレンタインデーの前日なのであるっ
でも私なんかにチョコあげる相手なんてイマセンシィ?(ホントダヨッ?)
「もぉ~。かなで、まだチョコ作るつもりないのぉ。」
私はユナの方を見上げるとギチギチと頷く。(ギチギチの意味はないから!)
そしてユナは私を見つめると「はぁ〜〜〜〜〜〜っ。」とドデカーーーいため息を上げる。
「かなで!土曜日、チョコ作りを手伝います。そして学校に持ち込んじゃだめだからかなでが好きなりくセンパイに日用品にどっかで適当に待ち合わせしてチョコを渡す!!カンペキ!」
……は?チョ、チョコですとっ!?
「や、ヤダです!!むり!」
そしてユナは恐ろしいにっこり笑顔を浮かべ「作るよ♡ぜっーーたぁいね??」といった。
そしてなんやかんやあり、日曜日にッッッ!?!?
ウヘヘヘヘ。……りくセンパイにライン。って何ニヤニヤしてんだかなで!!これは、いわゆるコクハクだぞ!んでも、、、りくセンパイ、、、。
もう、どうにもなってもユナの責任!そうしよう!もう送っちまえ〜!
〈りくセンパイ〉
╭────────────╮
今、○○公園これますか? 〉
╰────────────╯
╭─────────╮
〈 いけるよ!
╰─────────╯
よっしゃ!!
〜公園到着〜
そして、私はりくセンパイが来るのを待っている。うぅ~。顔真っ赤だよぉ!!
「あっ、かなでさん。用ってなに?」あっ、りくセンパイ!
「…その..私、りくセンパイが好きで…付き合ってくれませんか?!?ちょ、チョコも作ったんです。///」
「…ごめん、チョコはありがとう。付き合えないや。」
現実は、チョコのように甘くない。
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