【小説】自由

4 2025/03/20 11:32

 私は雲隠 英梨(くもがくれ えり)。私のお父さんは社長だ。将来は、父の会社を継ぐ事になっている。そのために、小さい頃から外国語や社会でのマナー、株の話など、たくさんのことを教わってきた。皆は私の話を聞くと、

「すごいね!」「英梨さん流石!」

などという。私は、会社の後継ぎなんてしたくないけどね。

 小さい頃、私はこの家が嫌になって、家を飛び出したことがある。そのときにテレビで見た〝お笑い〟というものがとても面白かった。私はその日、結局家に連れ戻された。家で、お父様に〝お笑い〟と見ようと言った。すると、

「セレブにお笑いなど必要ない!」

と言われ、私の楽しみは奪われた。

 ある日、私の高校で〝趣味をとことんやる大会〟が行われることになった。私はそこで、思い切ってお笑いをやることにした。

〜大会前日〜

 さてと、明日が大会だ!最後にお笑いでも見るか…

そう思っていると…

ガチャ(部屋のドアが開く)

「お、お父様…?」

「英梨、明日の大会、見に行くぞ。なぜ出るのかは知らんが、雲隠家に泥を塗るようなことはやめろよ。」

どうしよう。お父様が見に来るなんて…

〜次の日〜

「次は、雲隠さんです!」

ナレーターがそう言った。

やっぱり私は私!そう思いお笑いを始めた。お父様が見ているのに気づきながら。

「〜〜〜、なんでやねん!」

雲隠家?セレブ?そんなちっちゃなことどうでもいい。大好きなことをやる。私は、今がサイコー!

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その他2025/03/20 11:32:25 [通報] [非表示] フォローする
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飛電家かな。てか和風じゃないやん、ふざけんな


ふざけんなは言いすぎだと...


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