満開の桜

11 2025/04/02 16:47

静野 花 (妹)

静野 空 (兄)

俺には花という可愛い妹がいた。

妹は名前の通りお花が好きで特に桜が好きらしい。

でも花はあの日突然他界してしまった。

これは花が3年生の春。桜が満開の頃、、、、

花「お兄ちゃん!学校行ってくるね!」

空「おぉ!いってらっしゃい」

花がいつものように家を出て10分後のことだった

☎プルルル

学校から電話がかかってきた。

☎「おはようございます。〇〇学校 3年✘組の担任〇〇△△といいます。」

空「あっおはようございます。妹がお世話になっています。」

☎「あの、、妹の花ちゃんのことについてで電話をかけたんですけどね、、、」

空「妹がどうしましたか?10分前ぐらいに家を出ましたけど?」

☎「実は花ちゃんが事故にあったらしいのよ、、、」

空「まだ何も連絡とか来てないんですけど、、嘘ですよね!?」

☎「嘘であってほしいけど本当なのよ、、、アクセルとブレーキの踏み間違いで車が暴走、、、運悪く花ちゃんに追突したらしいわ、、」

空「今花はどこに!!!?」

☎「✘✘病院に、、、、」

空「〇〇先生ありがとうございます…」

☎「あっちょっと」

空「〇〇先生ごめんなさい。俺急いでるんで、、、」

☎「えっ」

☎プープー♪

俺は電話を切った、、、妹に花に会うために

ーーー 1時間後 ✘✘病院到着 ーーー

空「はぁ…はぁ…疲れた…」

受付の人「どうされましたか?」

空「あの静野花の兄です!」

受付の人「あぁ面会の方ですか?花さんならご存知ですよ?」

空「はい!面会大丈夫ですか?」

受付の人「ちょっとお待ち下さい」

俺は花に会うことができた、、、でも花は意識がないそうだ、、、

空「花!!!」

目の前に横になっている花の姿があった。

花はいたるところに包帯が巻かれていた、、、

ーーーー10分後ーーーー

花「お兄ちゃん、、、」

そう花が弱々しい声で言った

空「花、、、、お前大丈夫か?」

花「お兄ちゃん、、ゴメン、、私もうだめかも」

空「そんな事言うなよ、、、」

花「お願いがあるの、、、私達の思い出の桜の木あるでしょ?、、、、、、その桜の花びらを枕元に置いてほしい、、、」

空「花はまだ◯なねぇよ、、、でも花の願いなら叶えるけど、、、」

花「お兄ちゃんありがとう、、」

俺は妹の願いを叶えるために桜の花びらを枕元に置いておいた、、、

その夜、花は他界したのだった、、、、

俺は満開の桜が咲く、花との思い出の木の前に立った。

目をつぶりこう呟いた。

空「花、、桜の花びら枕元においたよ、、気づいてくれたかな、、、」

花「気づいたよ、、、お兄ちゃん、、最後までありがとう、、」

そうどこからか花の声が聞こえた。

空・花「「バイバイ、、、また会いに行くからね」」

満開の桜の花びらが散った、、、、

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その他2025/04/02 16:47:12 [通報] [非表示] フォローする
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スゲぇめっちゃいいやん!!


>>2
読むの早かったねww


>>3
うんw全部ちゃんと読んだよ(神に誓って)


>>4
ならいいよw


メチャクチャ良かった!!😭

投票したよ👍


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