桜咲く、、、 『続編』

ーこの物語は続きです。　最初から見たい方は桜咲く…https://tohyotalk.com/question/753125　こちらを御覧くださいー

「スタート」

えみる：はぁ、私なんて事言っちゃったんだろ…この罪は重いよね、、、　　ももか：おーい！えみるちゃん💓　一人なの?なら、ななこと私と一緒に帰らん?　えみる：良いの?なら、お言葉甘えて…　　ななこ：なんか、元気ないね?なんかあったん?　　えみる：いや、友達増やしてねって言ったのに、、、私で十分って言うからもっと視野を広げろって言ったらお母さんみたいな発言うるさいって言われてね…私もついカッとなっちゃって、、、怒っちゃったんよね…@_@　　ななこ：でも、なんで友達を増やしてほしかったん?ほら、うちらみたいにずっと二人でおったらええやん∩__∩　　えみる：それが、、、かくかくしかじかで。　ごめんね?二人には仲良くしてもらったのに…　　ももか：まじで?　別に、仲良くなって良かったよ！嬉しかったなぁ(^○^)　　ななこ：私も！ももかと今おんなじ気持ちやからな💗　　ななこ：ちな、零花って子にその話せーへんの?(′θ`)　　ももか：仲いい子には出来へんやろ…(^O^;)　　えみる：うん…ももかちゃんの言う通り…だから、気づいてくれないと無理かも…@_@　　ななこ：じゃあ、伝えておこか?　　えみる：助かるけど。。平気！　よし、かえって期末テストの勉強しなきゃっ>﹏<　　

ー色々あって、零花の家ー

零花：はぁ、私なんかした?　でも、友達はえみるだけでもいいじゃん╰_╯あの、ケチが、、、　　零花ママ：零花?　先生から電話よ。早くしないと迷惑かかっちゃうから早めに出るのよ！　　零花：わーってる…(わかってるし、、、いまえみるで頭いっぱいなのに。。。)　

ー電話中ー　先生：おい、早川(えみる)の家から電話なかったか?　　零花：いや、特になにも…　　先生：そうなのか?　お前ら仲いいから知ってるとおもてたわ。んじゃ、特に用があったわけちゃうし、じゃあな。　期末テストの勉強しておけよ∩__∩　　零花：すいません。　えみるになにかあったんですか?　　先生：あぁ、知らないのか?　早川は生まれつきの花吐き病?らしく、春になると花を吐いてしまうらしいんだ、だからもう当分学校には顔を見せれないし、って感じだったんだ。　　零花：そんな、えみるが?　なにかの間違えじゃ?　　先生：先生もあんまり、本当とは信じたくなかったが…本当らしい。　今日家で花を吐いてしまって、病院に運ばれたらしい。　状態も悪化してるらしいぞ。　　零花：え、そんな今日あんなことあったばっかりなのに…教えてくださりありがとうございました…　　先生：あんまり、ショックを受けずに間にも受けるなよぉ！　じゃ、ここで終わりにするぞ、また明日学校で。　　零花：はい、また明日…　　(えみるが、、、病気？まさか、そんな、、、ずっと隠してたってこと?　じゃあ、今日のケンカは?なんだったの?　頭が追いつかないよ…)　　

ーあのことがあってから、えみるがいる病院へと向かったー

零花：え、えみる！元気にしてた？　　えみる：うん…　ゲホッゲホッ…(花を吐く)　あぁ、まただ…零花は帰りな。　新しく友達作ったら私に報告して…　　零花：友達なんかいらないって言ってるじゃん、、　えみるが居るだけでも心の中が埋まるの…えみるは特別なの…　　えみる：でもね？　私ももう、長くないの…だから友達をいっぱい作って、私の倍心の中が埋まるといいねって思ってる。　零花：だからそう言ったんだね、今やっと理解できたよ。今まで気付けなくてごめんね。私も理解できてなかった。だから 、えみるお願い死なないで。　えみる：でも どっちみち 私の余命はもうあと半年なのだから ももかちゃんとななこちゃんには先に伝えたんだけどやっぱり親友っていうものは言いづらいんだね。だから 零花も 何か隠し事してても言い出せないでしょ。それと一緒、お願いあと少しだけだけどまだ友達でいてほしい。私のことを忘れないでほしい。これが私の最後の願い。桜が散って、桜を吐いたら私はもう死ぬ。　さくらが満開になる頃には私は目をつぶって寝ている頃。　零花：ねぇ！なんで、、、私をおいていくの…　えみる：零花、零花はすごい大切な友達をこの先作って、幸せに暮らすんだよ。　私はこれからこの先ずっと空で見守ってるから。　　零花：ねぇ！お願い。　死ぬことだけはやめて…　神様ッ！

えみる：ゲホッゲホッ！　うえぇ、、、ゲホッ　ガハッ…　　零花：えみる！今、お医者さん呼ぶから少し我慢しててね。　えみる：(零花を掴む)　私はもう、ながくないって言ったはず、だから呼ばなくていいの。ほら外をみて、桜が散ってきた。　春も終わりだね零花。今までありがとう　

ーピーピー　　(えみるが息を引き取った)

零花：えみる！えみる！えみる！　ねぇ、返事をしてよ。。。えみる。。。　

「忘れられない春のお話となった」