守られた命
ゴゴゴ、、
大きな音が鳴った。
そして建物が揺れた。
私はとっさに机の下に隠れた。
自分の身を守れるように。
食器がなる、床が揺れる、建物が崩れる音がした。
あとは体が勝手に動いていてよく覚えてない。
「おばあちゃん!」
おばあちゃんが食器棚の下敷きになっている。
「助けないと、、」
「わっしゃあ、、いいんだよ、、長生きしたし、、」
「でも、、!せっかくなら一緒に逃げようよ、、」
「、、わしはだめだ、建物が崩れる前にお逃げ」
「ごめんなさい!」
私は走って逃げた。
おばあちゃんがいた建物は崩れた。
「、、あ、、あ、、」
私の声ではない、ただの呻き声がなっていた、、
その次に息切れしている友達のルルちゃんを見つけた。
「ルルちゃん!?大丈夫?」
「私は大丈夫、、」
「えぇ、」
「だから、、早、、く逃げ、、て!」
「おんぶしてく、、」
ルルを背負った、、
ただあまりにも重たくて、、でも友達のためなら頑張れた。
「うおおおおおお!!」
ただただ走った。避難所まで。
体が重たくても、友達のためなら、、
たどり着いた、、
ルルは、、
「生きてる!」
なんか、、誰か忘れてるような、、
あ、、避難所にレコちゃんがいない!
「そ、そんなぁ、、」
私は絶望した。
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