天使?悪魔?
ねえねぇ~君って好きな人いる?」
彼女は美しい顔を崩さずこう答えた。
満面の笑みで
「いませ~ん♡でも今はお兄さんが好き♡」
その姿に男たちはメロメロになる。
「ホント?うれしいなぁじゃあさぁお兄さんといいことしない?」
彼女はあきれたような表情を一瞬見せたが、笑顔で言った。
「いいことってなぁに?」
「いいことはいいこと」と彼が言った。
(かかった。)
彼女は思った。彼女は宿主から彼の暗殺依頼を受けていた。
彼女は諜報員コードネーム「BLOCK」ターゲットを闇に紛れて瞬殺することからBLOCKと呼ばれている。
男は彼女を路地裏に押し込み麻酔薬で眠らせた。
彼女は、眠らされる直前に彼にGPSを付けた。
宿主へ知らせるためだ。
彼女が目を覚ますと、手足が拘束されていた。
「これからいいことしようね~」
「ねぇ諜報員さんばれてないと思った?俺世界一の殺し屋だよ?
GPSも気づいてるに決まってんじゃん」
「じゃあ楽しいこと始めようか」
プチプチッ彼女のボタンを開け始める。
すべてのボタンを開け終わった後彼は言った。
「武器はどこに隠してる?」
彼女はうそをついた。
「スカートの中に入っているわ」
「そうか、なら確かめないとな」
そして一瞬で彼女の服を切り刻んだ。
「えっ」
「入ってないじゃん」
静かに彼は言った。
「嘘に決まって,,,」
ガッと口をふさがれた。
「黙ってろ」
彼は薬を渡した後
彼は何かにおびえたような表情をして部屋から出て行った。
その後は彼じゃなく30代くらいの男が来た。
「こんなところに閉じ込めてすまない。でも私は君を永遠に外に出すことができない。」
悲しそうな表情で言った。
「どういうこと?」
彼女が聞くと
「ここは政府認定の殺し屋人体実験の施設君はここで一生人体実験を受け続けることとなる。
彼女は彼がくれた毒薬を飲み干した。
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