繕 (ボツ作品)

2 2025/07/01 15:43

「えっと、、、鍵は、、、」

ガチャッ

引っ越してきてたから約3ヶ月。この家にもなれた。

「ただいまぁ」「にぁ~」「ふふっ」

私は一匹の猫を飼っている。今日は7月の1日。今日はこの子の誕生日!そして、、、

あいつの命日。

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あいつは常に都合のいいことばかり言っていたから、みんなから嫌われていた。

みんなに都合よく嘘をついた。毎日毎日。あいつは嘘がうまかったから、

誰からもばれずにこの世を去った。あいつがつく嘘を私だけが見破ってた。

みんなには言ってなかった。私みたいなやつが言っても信用してくれないだろうから。

表面だけいいことで幕を張って、取り繕って、裏では真逆のことを言う。そんなやつだった。

だからこそ、嘘だと気づかずに騙させてる奴らがあいつの少しだけの友達。その中の一人が私。

あいつとは、幼なじみだった。昔はそんなんじゃなかったんだけどな笑

ある日、、、

あいつが死んだ。

あんなやつが死んでもまわりは変わらなかった。でも、私は悲しかった。

なぜかって?たった一人の友達だったから。たった一人の幼なじみだったから。

あいつは死ぬ前に3年以上使ってないLINEに、

「嫌われててもずっと友達でいてくれてありがとう。正直めんどくさいなぁ~

とか思ってたかもしれないけど、笑」

「私の家の合い鍵がおそろいで買ったキーホルダーポーチの中に入ってるからそれで家

に入って。それで、一匹の猫がいるから、その子を引き取ってほしい。今日はその子の

誕生日なんだ。なのに事故とか、、、運悪すぎ笑」

「もしかしたら助からないかも笑だから、、、」

この先は読めなかった。読みたくなかった。目の前が曇って。

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「行こ!」「にゃぁ~」

前から思ってた。この子はあいつの生まれ変わり?それともあいつの来世?

なんとなく雰囲気がにてる気がする、、、。

そんなことを思いながら、少し疲れているなかあいつの墓参りに行く。

墓参りを済ませて家に帰る。今日の夜ご飯は何にしようかな?とか考えてたら、

「にゃーにゃー」「え?」

なんだ?と思ってももう遅い。目の前は真っ暗になり、スマホだけが手の中に落ちた。

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その他2025/07/01 15:43:16 [通報] [非表示] フォローする
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