繕 (ボツ作品)
「えっと、、、鍵は、、、」
ガチャッ
引っ越してきてたから約3ヶ月。この家にもなれた。
「ただいまぁ」「にぁ~」「ふふっ」
私は一匹の猫を飼っている。今日は7月の1日。今日はこの子の誕生日!そして、、、
あいつの命日。
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あいつは常に都合のいいことばかり言っていたから、みんなから嫌われていた。
みんなに都合よく嘘をついた。毎日毎日。あいつは嘘がうまかったから、
誰からもばれずにこの世を去った。あいつがつく嘘を私だけが見破ってた。
みんなには言ってなかった。私みたいなやつが言っても信用してくれないだろうから。
表面だけいいことで幕を張って、取り繕って、裏では真逆のことを言う。そんなやつだった。
だからこそ、嘘だと気づかずに騙させてる奴らがあいつの少しだけの友達。その中の一人が私。
あいつとは、幼なじみだった。昔はそんなんじゃなかったんだけどな笑
ある日、、、
あいつが死んだ。
あんなやつが死んでもまわりは変わらなかった。でも、私は悲しかった。
なぜかって?たった一人の友達だったから。たった一人の幼なじみだったから。
あいつは死ぬ前に3年以上使ってないLINEに、
「嫌われててもずっと友達でいてくれてありがとう。正直めんどくさいなぁ~
とか思ってたかもしれないけど、笑」
「私の家の合い鍵がおそろいで買ったキーホルダーポーチの中に入ってるからそれで家
に入って。それで、一匹の猫がいるから、その子を引き取ってほしい。今日はその子の
誕生日なんだ。なのに事故とか、、、運悪すぎ笑」
「もしかしたら助からないかも笑だから、、、」
この先は読めなかった。読みたくなかった。目の前が曇って。
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「行こ!」「にゃぁ~」
前から思ってた。この子はあいつの生まれ変わり?それともあいつの来世?
なんとなく雰囲気がにてる気がする、、、。
そんなことを思いながら、少し疲れているなかあいつの墓参りに行く。
墓参りを済ませて家に帰る。今日の夜ご飯は何にしようかな?とか考えてたら、
「にゃーにゃー」「え?」
なんだ?と思ってももう遅い。目の前は真っ暗になり、スマホだけが手の中に落ちた。

