隣の席の猫山さん 5
僕はこーくんの膝でこーくんから貰ったクッキーを食べている。中身はチョコクッキーちょっと苦いけど美味しい。なんで膝に座って食べるのかなって思ってたけどお尻痛かったし、まぁいいか。こーくんは凄いニッコリして頭を撫でる。撫でられるの好きだけど、すずも僕の頭を撫でようとこーくんを引っ張ろうとしている。そのせいか、僕はクッキーがポロポロと落ちていく。僕はクッキーを食べて、こーくんは僕の頭を撫でて、すずはこーくんと戦ってる。先生や周りの人は少し驚いている。
「...そろそろ授業始めるから席につけ...」
「「嫌です」」
「ふっひーはへほはっへはらへいいへふか?(クッキー食べ終わってからでいいですか?)」
「...」
...クッキー没収された。美味しかったのに、こーくんは自分の席に行っちゃったし、隣の席ではすずが何かドヤ顔してる。まぁいいや、クッキー口の中にまだあるし。あ...何かクッキー食べてたら眠くなってきた...グゥ
「おい笹山。ちょっとここ答えてみろ。?笹山?...寝て...る?」
キュッキューキュー、?クンクン。何か変な匂いが...あっ寝ちゃってたのか...クスクス、何か僕笑われてる?涎でも垂れてるのかな。ハンカチで口元を拭いてみる。けどまだクスクス、笑い声が聞こえる。トイレの鏡を見に行こうと立ち上がるとすずがこちらを見てニヤニヤしている。なんだろうと思いながら鏡を見てみると、鼻のてっぺんに黒い丸、ほっぺには三本の横線が描かれていた。この匂い...マジックか!何か、猫みたい...僕は自分の顔に描かれた落書きを落としながら誰がやったんだろう、と考えていると
「あ!たっくん!おはよ...え!何その顔!可愛い猫みたい!」
トイレにこーくんが入ってきた。こーくんは僕の顔を見るなり声を上げた。可愛いって言ってもらえるのは嬉しい!けど...落書き全然落ちないんだけど、もしかしてこれ水性じゃなくて油性なの?全然落ちない...この顔で授業受けなきゃいけないとか...嫌なんだけど...恥ずかしいし。
「どうしたの?顔のそれ、落ちないの?僕としては落ちないほうがいいんだけど」
「あぁ、それがね。水性じゃなくて油性らしくて全然落ちないんだ。どうしようかな」
「それならこれ使おう!危ないから目閉じてて!」
こーくんはそう言うと何かを取り出して僕のほっぺたにむにっと当ててきた。
「んむんむ...」
「あ!目閉じて危ないから!」
僕は目を閉じると鼻先にこちょこちょとティッシュで拭いてくれるがとてもくすぐったい。僕は堪えきれず少し笑ってしまう。二人でなんやかんやしていたら、キーンコーンカーンコーン
「「あ。」」
僕らは先生に呼び出された。
「...笹山 犬太、最初の授業は居眠り授業サボり。成瀬 虎太、最初の授業は騒ぎ、授業をサボる...そろそろ親御さんを呼ばなきゃいけないんだが...先生初めてだ。高校生になって2日で問題起こして親御さん呼ばなきゃいけなくなるの。」
「もぐもぐ...」
「すいませーん」
「...聞いてんのか?」
僕は先生に返してもらったクッキーを食べ、こーくんは僕のほっぺについた食べかすをハンカチで拭き、先生は少し呆れている。それよりクッキーうま。僕はモグモグ、こーくんは拭き拭き、先生はハァ。僕の周りはカオス?になっていた。
「失礼します。鳥岡先生にお話が...何やってんスカ?」
「葉月...先生もぅこの二人のことわかんない...」
「「どうしたんですか?先生」」
やっと帰してくれた...先生の代わりにあたしが怒る、と葉月さんの長い説教に捕まってしまったのだ。さすがにすずも帰ってると思うし今日はこーくんと帰ろう。もぅ辺りは真っ暗だ。こーくんは今日家に泊まることになった。こーくんの両親も僕の両親もお泊りオッケーらしい。だから今日は一緒にこーくん帰る。玄関に出るとすずがあくびをしながら待っていた。
「あ、けん。遅いよ。待ってたんだけど、」
「ごめん...帰っててもいいのに、今日はこーくんと帰るし。」
「あ、泥棒猫!たっくんは渡さないから。それに俺は今日たっくん家に泊まるんだ!」
「え?羨ましい...今日、私も泊まりたい。泊まってもいい?」
「僕んちはまだ分からないけど、すずはいいの?」
急にすずも僕の家に泊まりたいと言い出し、僕はすずの家はお泊りいいのかな?と聞くとすずはうっ、と難しそうな顔をした。ムムムッと悩んでいる。僕は
「じゃあご飯だけでもどう?この時間まで待たせてしまって申し訳ないし。」
と提案してみるとすずは嬉しそうな顔をしてコクコクと頷いた。
続く
登場人物は動物をイメージしてます!↓
猫山 鈴 →猫🐱
笹山 犬太→犬🐶
成瀬 虎太→トラ🐯
笹山 依兎→うさぎ🐰
葉月 豹華→ヒョウ🐆
>>3
ん〜改善点から上げるとギャグ要素が多くて変、漫画だったらokだけど小説だとアウト。僕が書いた小説読めばわかると思うよ
>>17
夏目漱石は読まないけどそういう感じのやつならヒクイドリを食うとか読んでたあと相棒
>>30
貴重なお時間を下さりありがとうございます。
少しお話を聞いてくださっただけでも気持ちが晴れました。
小説のアドバイスを下さりありがとうございます。
また明日。おやすみなさい師匠。

