真冬の夜の脱獄
前回、銃を持ちながら分身して襲ってきたガキを俺はフライパンの化石で撃退し、檻にぶち込まれた。
ダチョウとタメをはれると評判の俺の頭でもこの状況は理解できた。
俺「───これはまずいですねぇ...。(迫真)」
俺にはクリスマスに後輩の闇バイトを引き受けるという重要な役目がある。どうにかして脱獄しなければいけない。
「まずは要点をまとめるか。
この刑務所はワンオペ業務のため相手は1人だけか...
となればその1人をどうするかだが、いかにも強そうって感じの体格なんだよなぁ。」
俺は何もまとまらないまま数時間頭を抱えていた。だが、いきなり脱獄の兆候が見えた。
警備員が寒がっていたところ、ある策を思いついた。
俺「そろそろクリスマスか...そうだ!サンタになりすませばいいのか!」
俺「サンタのふりをして警備員に接触し、そのまま倒すか...ブッヘッヘッヘ...」
学校の近くでしていたら不審者扱いされそうな笑い方をして、作戦決行の日を待った。
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12月25日、今日が作戦決行日だ。
渡されたパンをバカみたいに固めて作ったノコギリで檻を破壊し、サンタのフリをして警備員に近づいた。
当然、不審がられ発砲されて戦闘へと突入した。
俺「クソッ!何故バレたんだッ!」
警備員「当然、檻の中で堂々と着替えていたからだ。あんなマヌケ、後にも先にも地球上でお前だけなんじゃないか?」
俺「あっ!今俺の事バカにしたな?見せたきゃ見せてやるよ、俺の実力を!」
俺はすぐさま、サンタの髭を引きちぎりゴシゴシした。そのまま摩擦熱で発火した髭をボウリングをする感覚で警備員に投擲した。警備員は穴を掘って地面に緊急回避した。
俺は少し驚いたが、冷静にそこら辺に落ちてたフライ返しの化石で地面ごと警備員を貫き、俺は勝利した。
そのまま脱獄に成功し、後輩の闇バイトを代わりに引き受けに行った。
しかし約束は10日ほど遅れていたらしく、バイト先にペンチでぶん殴られた。
お わ り

