綺麗な物
初めて恋人ができた。可愛らしく綺麗で美人な子、俺には勿体ないくらい。彼女は俺の後ろをトテトテと付いてきて可愛らしかった。嬉しかった、一生のうちに出来るなんて思ってもいなかったんだ。彼女は勿論モテていた。彼氏が出来ても波が治まることはなかった。俺はきっと嫉妬深いんだろう、喋っているだけでもムカついてしまう。それに彼女は嫌がることなく知らないやつに触らせるのを許せなかった。俺には触れさせてくれなかったくせに。それゆえ彼女を閉じ込めてしまった。彼女は初めて家に呼んでもらえたと最初は喜んでいた。そろそろ帰ろうとなった頃彼女に盛った睡眠薬が効いた。彼女はすぐ寝てしまった。俺は一人暮らしだったから親や兄弟にバレる心配はない。余った部屋に放り込み起きるのを待った。その間に首輪と手錠を付けておいたっけ。彼女は数時間後に目覚めた。綺麗なまつ毛がゆっくりと上っていく。彼女は少しボーっとしていたがハッとなりバッと飛び上がった。自分の首についた首輪と手錠に気付いたのか顔が引きつっていく。俺に気づくと
「どうしてこんな事をするの!?あなたおかしいわよ!?」
彼女は叫んだ。...良かった、一応防音グッズを部屋につけておいて。俺は少し心が傷んだが彼女を殴った。彼女は驚いたのかポロポロと涙を流した。彼女は青い顔をしながらブルブルと震えた。手が震えて頬を抑えていた手が垂れた。その時何を言ったのかもう覚えていない。それから何日、何ヶ月、何年とたった。彼女の目にはもう光がない。ある日俺はイライラして彼女を殴り続けた。彼女は泣いて何度も「やめて!やめてください!」叫んでいた。彼女の目は紫色に膨れている。俺は興奮していたんだろう。いつもはそこで止めるのだがそのまま殴り続けた。何度も、何度も、何度も、何度も。頬が膨れ、鼻やおでこから血が出た。彼女は何回も殴られ気絶してしまった。俺はこれ以上やるとマズイとそのまま扉に鍵をかけ寝室で寝てしまった。朝になり朝食を彼女に運ぶと彼女は首吊りで死んでいた。自分の首輪を使って。あぁ、なんて事をしてしまったんだろうか。後少しだったのに、そろそろ俺の言いなりになる頃だったはずだ。まぁいい。彼女は向こうから告白してくれた。わざわざ狙う手間が省けたのが幸いだ。でもそれも壊れてしまった。綺麗でお気に入りにしようと思っていたのに。
全くまたこの子より綺麗な子を、おもちゃを探さないと。
綺麗で清楚で俺だけの綺麗な人形を。
>>8
コレコレ、バットエンドにも程があるって感じ
>>12
え、面白い。こういうのめっちゃ好きですよ!ハッピーエンドも好きですけどバッドエンドも好きですよ!直樹さん助かってるといいですね
>>4
フォロバしたぞ〜
小説も書いてるんだぞ
どちらかと言うと歌専門だがな

